昨日・6日は、妻の紫緒が午後に出掛ける予定になっていました。彼女のところに、子育て関係の講演会のご案内が届いていました。これを聞きに行ったわけです。
いつもなら、どこかに出掛けるときは家族3人一緒なんですが、今回はさすがにちょっと無理。私はともかく、2歳の娘が講演会で静かにしているのはなかなか大変です。そこで、今回は紫緒が一人で出掛け、私と娘は留守番…ということになりました。
考えてみると、半日もの間私と娘のふたりきりでいるのは初めてのこと。基本的には紫緒が家にいて、娘についていてくれますからね。普段は、ふたりきりになるのは、せいぜい紫緒が夕食の後片付けをしたり、風呂に入ったりする間の2、30分を待っているくらいです。いつも任せっきりにしてしまいますし、たまには私もがんばらなくては!と、今回は結構張り切っていました。
紫緒を送っていく前に、下田市唯一のファミリーレストラン・ジョナサンで昼食…ということにしました。下田には他にも美味しい料理を食べられる店がたくさんあると思うんですが、娘の食べられるものを出してもらえる店となると、やっぱりファミレスは確実な計算ができます。
もっとも、ファミレスには私にとって嬉しい面もちゃんとあります。その筆頭はやっぱりドリンクバー。最近は、エスプレッソマシンを導入している店がかなり増えています。美味しいカフェ・ラテは大抵の店で好きなだけ飲ませてもらえます(私は1日にコーヒーは3杯まで!と自主規制していますが…)し、店によってはシナモンパウダーやキャラメルシロップなどが備え付けてあってかなり本格的です。さらには、ミルクココアとエスプレッソを一緒に注いでカフェ・モカ…なんて荒技が使える店まであります。…ついついコーヒーで熱く語ってしまいました。
そのドリンクバー込みで税込み1,000円のランチを食べました。ファミレスに限らず、どこでもお得なランチメニューを用意してくれているわけですが、それを「安い」と感じる境界線は、私にとっては「値札が3ケタか、4ケタか」というところのようです。
紫緒を車で会場まで送った後で、いよいよ「ふたりでのお留守番」がスタート。とはいえ、家に戻ってのんびりするだけではおもしろくありません。予定はずいぶん前から考えてありました。2月の伊豆といえば、早咲き桜のトップシーズンです。今回は、この週末から開幕した「みなみの桜と菜の花まつり」に出掛けることにしました。
ちょっと買い物をしてから、国道136号線を南伊豆町に向かって走りました。下田の市街地からなら、15分くらいの短いドライブです。途中のガソリンスタンドで給油するところまでは、娘も上機嫌でした。ところが、桜並木のメイン会場がある道の駅「下賀茂温泉湯の花」に到着し、振り返って後部座席のチャイルドシートを見ると、彼女はいつの間にかすっかりお昼寝モード。これでは、桜並木を見に行くどころではありません。
無理矢理起こして連れて行くのもかわいそうですし、そのまま帰るのも悔しかったので、しばらく駐車場に止まったまま粘ってみました。しかし、見事に熟睡で起きる気配すらありません。菜の花畑の方に車を移動させ、こちらでもしばらく待ってみましたがまだ起きてくれません。とりあえず、下田に戻ることにしました。
ちなみに、桜の方は「湯の花」近くの河津桜が3分咲きくらい、菜の花畑に近いソメイヨシノはまだまだ。菜の花畑そのものはかなり黄色に染まってきています。来週から再来週あたりが最初の見頃になりそうです。本家・河津の河津桜も、川沿いの並木でちらほら花が見られるようになりました。ほぼ同じ時期に楽しめそうですね。
下田の自宅に着く頃になって、ようやく娘はお目覚め。さすがに、もう一度どこかに出掛けるのも大変かな?と思い、結局家でのんびりすることになりました。せっかく計画してあったのに残念で、ちょっと拍子抜けでしたが、私の自己満足だけで引っ張り回すわけにもいきませんし、仕方ありません。
紫緒から電話の連絡があるまで、娘を膝の上に座らせてのんびりしたり、一緒に本を読んだり、歌を歌ってあげたりしながら過ごしました。計画通りには行きませんでしたが、少しでも一緒にいる時間が作れたのは良かったのかな?と思っています。最近、仕事からの帰りも遅くて、思うように娘と遊べませんでしたからね。
お伊勢参りの後くらいから、娘がずいぶんパパ(=私)になついてくれたような気がします。「パパだっこ」をせがむことも結構増えました。神様が私の願いを聞いてくれたのかどうかはわかりませんが、ちょっと嬉しい気分です。それでも、またまだコミュニケーションが十分にとれていない気がしていますし、できる限り娘との時間は作っていかなくてはならないと思っています。
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