まずは、一つ報告しておかなくてはなりません。4度も延期に見舞われていた伊豆高原・大室山の山焼きは、無事14日の日曜日に開催されました。テレビのニュースでも、炎を上げて燃える山の姿が伝えられていましたね。これで伊豆高原にもようやく春がやってきました。桜並木のシーズンももうすぐです。
今回は、燃えさかるラーメンどんぶりは見に行きませんでした。というのも、弟・ささっちたちが、はるばる下田まで来てくれることになっていたんです。なかなかお客様が来てくれない我が家ですから、これは全身全霊を込めて歓迎しなくては!というわけで、お待ちしていました。
ささっちと妻のぶんたさんが我が家に到着したのは、日曜日の午後3時前。前日の深夜に名古屋近郊の自宅を出発し、愛車・なすび~号でひたすら走ってきたわけですが、途中ではずいぶん渋滞に巻き込まれたようです。伊豆に車で遊びに来ると、どうしても半島の付け根の部分で苦労します。抜け道が少ないのが辛いところです。
ささっちから「下田で遊びに行きたい場所」ということで指名があったのが、下田海中水族館。大昔から水族館が大好きだった彼らしい選択です。下田市街の南にあるこの水族館は、八景島や名古屋港のような巨大な水族館ではありませんが、ここでしか見られない味のある展示が楽しめます。私たちも前に出掛けたことがありますから、自信を持っておすすめできました。
ここで特に力を入れているのが、動物たちのショーと体験型の展示。イルカたちのショーを見せてくれる水族館はたくさんありますが、一緒に海に入って遊んだり、泳いだりできてしまうところはそうそうありません。水槽ではなく本物の海の入り江が、ショーのステージになったり、「ふれあいの海」になったりします。
さすがに今回は到着が遅かったので、海に一緒に入ってもらうことまではできませんでしたが、アシカとイルカのショーを見ることができました。午後5時の閉館までめいっぱい、展示を楽しんでもらえたようです。
晩ご飯では、「美味しい魚を食べたい」とのリクエストが。下田界隈では、どこのお店に行ってもその願いには応えられそうなんですが(笑)、たくさん食べたそうだったので、注文する数を好きなように調整できる回転寿司屋をチョイスしました。といっても「ひと皿105円」ではなく、地元・下田港で上がる海の幸が並んでいる、「一応回っているけど」な感じの寿司屋です。カウンターのすぐ向こう側で、注文したネタを握ってくれます。
ひと皿ごとの値段を微妙に気にしながらも、存分に寿司屋を楽しめたと思います。この日は、ひと皿1,000円弱の「本マグロ大トロ」の注文も飛び出しました。あの「上カルビ事件」以来の衝撃だったかも(笑)。ちょっと懐かしかったです。
夕食を済ませて、家に帰ってきました。我が家にこうやって来客があるのは、紫緒のご両親があじさい祭を見に来てくれたとき以来です。ビールも開けて、のんびりと過ごしました。
ささっち愛用のモバイルPC・VAIO Pと、我が家に眠っていた往年の名機・モバイルギアIIが、この日対面を果たしました。見れば見るほど、うり二つのプロポーションです。フォントサイズを大きくしておけば、VAIO Pのあまりにも高解像度過ぎる画面でも、不便はあまり感じませんね。これなら十分実用になります。
ささっち仕様はLサイズのバッテリーを装着していましたが、思っていたよりも「出っ張り感」はありません。むしろ、キーボードに角度が付いてSバッテリー仕様よりも打ちやすくなっています。そう感じるのは、私自身が筐体が分厚くてキーボードに角度が付いているレッツノート・CF-R2やCF-R4を使い続けているからかも知れませんけどね。
ささっちからプレゼントされたスペースワープ10000も、完成した姿を見せることができました。ただ、最近忙しくて全然動かしていなかったせいか、途中でボールがぽろり、ぽろり…。ちょっと格好悪かったですね。
ささっちたちは、我が家で風呂を済ませた後、無事ベッド改造も済ませたなすび~号で一夜を明かし、翌朝に出発していきました。下田での時間は十分楽しんでもらえたようです。良かったらまた来てね…と言いたいところですが、私たちの方がいつまでここに住んでいることやら。こればかりは、まだわかりません。
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