8月になりました。浜松に引っ越してきてから4ヶ月が過ぎたことになります。振り返ってみると、バタバタしている間に過ぎてしまった感があります…と、どこかで見たような台詞をまた繰り返してしまいました。新しい生活は、なかなか落ち着かないものです。
特に落ち着かないのは家の中。片付けなくては!とは常々思っていますが、平日は仕事に出かけているわけですし、週末も週末でそれなりに忙しく飛び回っているので、なかなか腰を落ち着けて片付ける作業ができません。現在は勤めに出ていない妻の紫緒も、娘と一緒にいるとどうしても片付けに集中するわけにはいきません。未だに部屋に積み上がる段ボールは一掃できません。2階にエアコンが入ったときに、結構動かしたんですが…(汗)。
この状況にもどこかでケリを付けなくてはいけないんですが、明確なプレッシャーがないと、なかなか尻に火はつかないものです。やっぱり、ホームパーティーを開催するのがいちばん効果的かも知れませんね。ちょっと検討してみましょうか。
以前にも紹介したとおり、浜松の新居はテラスハウスで、1階の軒先には小さいながらも庭があります。先には「1坪少々」と紹介したんですが、改めて測ってみると2坪近くの広さがあり、芝生が張られています。
この庭に、紫緒が鉢植えの花を並べ始めました。河津から連れてきたバラを始め、浜松で少しずつ買いそろえたり、彼女の実家からもらってきたりして、いつの間にかずいぶん数が増えました。
私は、紫緒も他に家事がいろいろ忙しいのに十分に世話ができるのか、花たちが枯れてしまったりしないか…と、最初はちょっと心配だったんですが、今のところどれも元気に育っています。カラフルで、毎日目を楽しませてくれますね。彼女は毎日水やりをしたり、花の剪定をしたり、大きな鉢に植え替えてみたり…と、まめに世話をしているようです。娘が外で遊ぶ時間も作れてちょうどいいのかも知れません。最初はじょうろで水やりをしていましたが、さすがに大変になってきたので延長ホースを買いました。
鉢植えの世話は、今触れたとおり紫緒自身の仕事になっているわけですが、庭に張られた芝生の管理の方は、気がつくとすっかり私の担当になっています。最初は、芝生の間に生えている雑草がどうも気になって、草取りを始めました。それを何度か繰り返している間に、すっかり役回りが定着した感があります。
最近では、土曜日になるたびに芝生に目が行くようになりました。雑草たちもたくましいもので、取っても取ってもまた生えてきます。ちょっと手を抜くと大変で、いたちごっこになるのもわかりきっているんですが、それでもなお楽しいのは不思議です。
雑草だけでなく、芝生自身も生きていますから少しずつ伸びてきます。7月になると、芝生の中で伸びに差が出てきて、ちょっと見苦しい状況になりつつありました。特に縁の部分で成長が旺盛なようです。放っておくと庭というよりも野生の王国(笑)になってしまうので、ちょっと刈り込んでみることにしました。
何しろ数平方メートルの小さな庭なので、あまり大がかりな機械などを買うのではもったいありません。生け垣などの形を整えるのにも使う芝刈り用のハサミを使い、手で刈っていくことに決めました。
最初は「100円ショップに行けばあるだろう」と踏んでいたんですが、どこに行っても枝の剪定バサミや鎌はあっても、目的のハサミはありません。最近は、100円ショップでもダイソーなどではずっと単価の高い商品も扱っていますから、100円では無理でも500円以内くらいで何とかなるのでは?と思っていたんですが…。結局、ホームセンターで500円強のいちばん小さくて安価なものを調達しました。
朝10時前に、芝生を刈り始めました。半日もあれば、この程度の面積なら楽勝で作業が終わるだろう…と思っていました。ところが、15分もするとすっかり汗だく。このままではすぐに熱中症でダウンしてしまいます。結局、30分ほどで一時休戦。残りは夕方に刈ることにしました。
夕方にも3、40分をかけて、何とか作業は終わりました。改めて見渡してみると、かなりの虎刈り状態になっているのがわかりますが、それでも最初と比べればずいぶんましです。…と自画自賛しながら、刈り取った芝草を拾い、ゴミ袋に詰めました。
芝刈りから1週間ほどが経ちました。刈り揃えた芝生の青々とした感じはなかなかのものなんですが、刈り取った芝の一部が残って白く枯れてきたのが浮いてきて、ちょっと目に付くようになっています。今度は熊手でも買ってきて集めなくてはいけませんね。さすがにこれは100円ショップで調達できそうです。
テラスハウスということで、周りには同じような作りの家が並び、庭も同じように付いています。既に芝生があったのかどうかわからない状態になっている家、上に一部ウッドデッキを設置してある家、代わりに何かが植えてある家(家によっては、もともと芝生がなかったのかも知れません)など、庭の使われ方は様々です。
見回してみると、手前味噌かも知れませんが、芝生の手入れではウチがいちばんかな、と思っています。「隣の芝生は青い」と言いますが、私の場合は「ウチの芝生がいちばん青い」ですね。娘の遊び場としても、肌触りがよくクッションが効いた芝生は理想的だと思います。来るべきホームパーティーの時にも、皆さんに楽しんでいただきましょう。
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