日本プロ野球の日本シリーズは、今日ナゴヤドームで第7戦が開催されました。千葉ロッテマリーンズが中日ドラゴンズを8-7で破り、対戦成績を4勝2敗1引き分けとして、シリーズに勝利しました。ひとまずは、両チームの皆さん、長時間応援し続けたファンの皆さん、お疲れさまでした。
昨夜の試合は、日本シリーズ最長の試合時間となる5時間43分、延長15回を戦って引き分け。今日も延長戦に突入して、午後11時過ぎまで試合が行われました。「総力戦」と呼べば聞こえはいいんですが、両チームともに決め手がなかったからこそ9回では決着が付かなかったわけで、「日本一」を決めることになっている対戦としては、決して誉められたものではありません。双方ともにミスのオンパレードでした。
テレビの実況が、陶酔しきった様子で「史上最大の下克上」と連呼していました。確かに、リーグ戦を3位で終え、上位の2チームを倒して日本シリーズに進出し、セ・リーグのリーグ戦を制したドラゴンズを倒しての勝利ですから、マリーンズはこのポストシーズンでいちばん頑張ったと言って良いでしょう。しかし、そもそもリーグ戦3位のチームが日本シリーズに出てくること自体、私はやっぱり何か違うと思っています。
正直なところ、見ていてすっきりしない、実に疲れる日本シリーズでした。まあ、シリーズが始まる前からそんな気持ちでしたから、仕方ないんですけどね。できることなら、こんなシステムは早く変わってくれることを期待しています。
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