先週、なるべくエアコンには負担を掛けないように…という話をしたところなんですが、1週間そこそこでエアコンが故障した話をしなければならなくなりました。エアコンと言えば、去年の夏に2階の寝室に新しく取り付けた話をしましたが、今回問題になったのはそれではなく、1階のリビングに据え付けてあったものです。
ある日のこと、妻から「全然エアコンが効かないよ」という話がありました。見てみると、確かに部屋が全く冷えません。そして、本体の表示ランプが妙な点滅をしています。取扱説明書を見ると、「電源ランプとタイマーランプが点滅しているときには、すぐ電源を切って修理窓口に連絡を」と書かれていました。それでも、一縷の望みを託して何度か電源を入れ直してみたものの、状態は変わらず。購入した家電量販店に連絡して、修理に来てもらうことにしました。
しかし、このエアコン、浜松で5年前に購入して下田に持っていき、また持ち帰ってきたという経歴の持ち主。店に電話したら、「住所登録が下田市になっていますが」と言われて苦笑い…という羽目になりました。戻ってきたときの住所変更をしていなかったんですね。ともかく、冷静に考えると、これだけこき使っていればそろそろくたびれてきてもおかしくありません。
しばらくして、メーカーのサポート担当から電話がかかってきました。電源ランプとタイマーランプの点滅回数を伝えておいたので、メーカーの方ではだいたいトラブルの原因がつかめたようです。室外機側の部品交換が必要で、場合によって1万円~3万円くらいの修理費が予想されるのだとか。
1万円ならもちろん直しますが、5万円台で購入したエアコンを3万円かけて直すのはどうも気分がスッキリしません。場合によっては新品購入も視野に入れています。もともと、12畳のLDKに2.2kWのエアコン(いわゆる「6畳用」)は余りにも小さすぎるわけで、相当無理をさせてきた自覚はありますからね。ただ、このリビングにピッタリの2.8kWクラスのエアコンとなると、10万円台の買い物になってしまいます。どうしたものか(汗)。
メーカーから修理に来てもらえるのは22日の金曜日。少なくともほぼ1週間は、リビングのエアコンなしで乗り切らなくてはなりません。今年の夏も大変な猛暑で、節電、節電と叫ばれてもエアコンなしで乗り切るのは大変なことです。1階に張り巡らそうとしている緑のカーテンも、アサガオが驚異的なスピードで伸びているものの、まだとてもカーテンの役目が担える状態ではありません。
仕方がないので、エアコンのある2階の寝室に逃げ込んで暑さをしのいでいます。この週末は、1階で朝食を済ませたらすぐ2階に上がり、夜も、夕食を食べたらすぐ2階に上がり、昼は外で買ってきたファーストフードを寝室に持ち込んで食べ…という状態。今日の晩は、ついに夕食も2階に運んで食べました。こんなときに娘が熱を出してしまったこともあり、2階からなかなか出られません。
こうなるとちょっと恨めしいのが、2台あったパソコンを1台にまとめて、1階に持ってきてしまったこと。パソコン自体もそこそこに発熱しますし、風の通りもあまり良くないリビングで、扇風機を回したとしてもこれは結構苛酷な環境です。今も汗をかきながら1階で原稿を書いているわけなんですが…やっぱりレッツノートを2階に持っていって書こうか?
もともと置いてあったパソコンを撤収した寝室には、テレビもありません。隣の部屋にある小さなCDラジカセを持ち込めば音楽は聴けるわけですが、基本的には実に静かなものです。普段は、リビングにいるとテレビを見たり、パソコンに向かってネットサーフィンをしたり…という過ごし方になってしまうことが多いんですが、こんな環境になるとそれなりに楽しみ方もあるものです。
まず、私は本を読むことにしました。以前から読破しようと思っていた「ハリー・ポッター」のシリーズに手を付けて、3日ほどで第1話の「ハリー・ポッターと賢者の石」を読み終わりました。この作品は、先に映画を見ているわけですが、本を読み直すと結構ストーリーははっきり覚えていたことに気付きます。子ども向けの作品だから…と甘く見ていましたが、意外に分量がありましたし、オトナ(?)の私でもしっかり楽しめました。
映画館では、シリーズ完結となる「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART 2」が上映されていることですし、この機会に読み切ってしまいたいところですが、さすがに1週間で読むには少々分量が多すぎます。まあ、マイペースで行きましょう。乗りかかった船です。
もうひとつ、この週末に取りかかったのが、2階の片付け。今の家に引っ越してきてからもうすぐ1年半が経とうとしていますが、2階に運び込んだ荷物の中には、未だに梱包を解かれていないものもあります。「断捨離」の考え方で行けば、1年半も出番がないものは処分を考えた方が良いものです。せっかく2階に縛り付けられた状態になっているわけですし、チェックしてみることにしました。
押し入れの中を見ると、それだけでもずいぶん不要なものが出てきます。引っ越しのバタバタで放り込んだままになっているものもありました。きちんと要るもの、要らないものを振り分けて、ゴミ袋の数がずいぶん増えました。今度はゴミ袋に部屋のスペースを占領されていると言って良いほどの状態です。もちろん、不要なものの中でも売れそうなものはリサイクルショップに持っていって、少しはお金にしようと目論んでいます。
考えてみると、パソコンを1台にまとめようとしたところから、私の「断捨離エネルギー」は蠢き、溢れ始めたのかも知れません。勢いのあるうちに、できるだけ片付けたいところですね。
…最後まで1階のパソコンで書ききりましたよ。実は汗だくです(苦笑)。
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