18日に発売されたNTTドコモのスマートフォン、REGZA Phone T-01D。購入したユーザーから「通話できない」「通信できない」という苦情が殺到し、いきなり発売が停止されています。
T-01Dは東芝のREGZAブランドを冠していますが、実際には現在東芝ブランドの携帯電話を開発しているのは富士通になっています。以前にもちょっと触れましたが、T-01Dのスペックシートを見ると、来月に発売される予定になっている富士通ブランドのXi対応スマートフォン、ARROWS X LTE F-05Dとほぼ同じ。兄弟機と言って良いT-01Dの深刻なトラブルは、私が購入を考えているF-05Dの登場にも影響を与えるのではないか?と心配しています。
ちなみに、auから富士通ブランドで登場するARROWS Z ISW11Fも、F-05DのXi対応部分をWiMAXに入れ替えただけと言ってよい兄弟機です。しかし、こちらも「11月上旬以降」とアナウンスされていた発売予定が12月にずれ込むことが発表されていたり、新機種説明会での実機展示が取りやめられたり…と、開発があまり順調に進んでいなさそうな話ばかり伝わってきます。
ハイスペックてんこ盛りで、この冬の台風の目になるか?と期待していた富士通3兄弟の回りに、暗雲が垂れ込め始めています。今後の展開によっては、私のスマートフォン乗り換え戦略にも大きな影響があるかも知れません。
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