今日は、BESS浜松展示場で、家造りに向けての打ち合わせを行いました。展示場には遊びに行ったりもしましたが、こうしてきちんとした形で打ち合わせの場を持ったのは4月21日以来。ほぼ2ヶ月ぶりということになります。もっとも、打ち合わせこそなかったものの、この間いろいろと作業は進行していたわけですが。
まずは、現在浜松市に提出してある、農地転用関係と市街地縁辺集落制度に係る都市計画法関係の許可申請の話。これについては、6月25日に許可が下りる見込みになっているそうです。先日もちょっと触れましたが、この許可が下りることで、ようやく土地売買契約の前提条件が揃い、正式に契約の履行に移ります。
まず大事なのは、土地代金の支払い。これについては、先日住宅ローンの審査をクリアした金融機関と、今度は正式に融資にかかる契約を結ぶことになります。契約から1、2週間程度で、実際に土地代金を振り込む用意が出来るはずです。
土地代金の支払いが確認できたところで、おそらく7月中旬には、いよいよ所有権移転登記の手続きが始まります。土地売買の契約を結んでから半年、久しぶりに売主さんと顔を合わせます。そして、農地転用等のときの行政書士さんに続き、今度は司法書士さんに手続きをお願いすることになります。またしても、決して安くはない費用が発生しますが、法律で定められていることなので仕方ありません。
所有権移転登記が済めば、私の契約した土地は晴れて「私の土地」になります。もっとも、金融機関による抵当権も合わせて設定され、これから長い長いローン返済が始まるんですけどね。一応、新居への引っ越しが済むまでは、月々の支払いは融資された額にかかる利子分のみに抑えてあります。さすがに家賃との二重負担は厳しすぎますから。
そして、着工に向けて具体的な作業の打ち合わせもいよいよ始まりました。まずは着工前に欠かせない儀式、地鎮祭から。現在、今後の流れも考慮して、7月下旬には着工する計画で進んでいますから、土地関係の手続きと並行して準備を進めていくことになります。
神主さんについては、BESSでお願いしている神主さんにお願いすることにしました。我が家で母の葬儀などをお願いした神主さんもいらっしゃるので、この方にお願いする選択もあり得るんですが、BESSの神主さんには私たちにとってとても魅力的なポイントが2つありました。ひとつは、神事に欠かせない様々なモノをひととおり用意してくださること。そしてもうひとつは、神事で雅楽器を生演奏してくださることです。何でも、雅楽の世界ではとても有名な神主さんらしいですね。当日を楽しみにしておきましょう。
地鎮祭の日取りについては、お日柄や私たちの予定も考慮して、週末には限定せずに候補を選ぶことになりました。職場には、「今年は家を建てるのでどんどん休暇を取らせていただきます」と宣言してあるので、平日でも何とかなる…はずです。
地鎮祭の話が出たときに、合わせて上棟式をどうするのか?という話がありました。予定では、8月のお盆明けくらいに加工されたログ材が届いて、1日で1階部分のログ壁が組み上がります。そして、そこから1週間後くらいの8月下旬には、屋根まで組み上がって「上棟」となります。
上棟式といえば、私にとっては餅まきなどが行われる派手な儀式で、行うのが当然のものだと思っていたんですが、実際には地域によって行われるかどうかにかなり差があるのだそうです。餅まきも、最近は行われることがかなり減り、現場の皆さんと一緒にお弁当を食べて、ご祝儀を渡すくらいでおしまい…という形が多いようです。実施の有無については宿題になりましたが、今のところは何らかの式は行いたいと考えています。
着工に先立ち、土地造成工事の見積書もいただきました。ちょっと泡を食ったのが、当初の資金計画に計上されている額の倍近くの見積になっていたこと。もっとも、これは当初の計画が甘かったというわけでもなく、昨年以降法律の適用が厳格化されて、土留工は従来行われていたコンクリートブロック積みではなく、より強固なL型擁壁等で行わなくてはならなくなったからだそうです。おそらく、東日本大震災の影響がこんなところにも出ているのでしょう。
この土地造成も含めて、アップデートされた全体の資金計画表も作っていただきました。当初は概算額で埋め尽くされていた計画書に、確定金額が少しずつ増えてきましたが、結果的に支出額がやや増えている状況。もっとも、我が家の資金状況では、総額を簡単に増やすわけにもいかず、この状態からどこで帳尻を合わせていくのか…という話になります。
何か想定外の状況が発生したときには、出費はたいてい増えるものです。それなりの覚悟を持って、今年は貯金をしておくつもりでいます。もちろん、一方でマイナス額を抑える工夫はこれからも続けていかなくてはなりません。いろいろと知恵を捻りだそうとしています。
マイホームの中で、まだ内容が決まっていない部分をどう打ち合わせていくかについても、今回確認しておきました。照明については、工事が着工するあたりから、プランを提案していただけるようです。テレビアンテナやインターネットなどは、竣工の1ヶ月前、11月頃には決めていくことになります。
いよいよ来月には着工ということで、これからは現場スタッフの皆さんとやり取りをしたり、一気に忙しくなってくるはずです。2月に建物の契約をしたときには、着工なんてまだまだ先の話で、ずいぶん待たされるなぁ…と思っていましたが、気がつけばあっという間に過ぎていた感覚ですね。ともかく、これからが大変なのでしょう。でも、とても楽しみでワクワクしています。
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