パナソニックのレッツノート・CF-AX2に続いて、ソニーもこの秋に登場するWindows 8搭載モデルを発表しました。
巷で一番注目を集めているのは、Ultrabook準拠でタブレット形態とノートPC形態のどちらでも使えるスタイルのVAIO Duo 11。ディスプレイ部分がスライドして、下からキーボードが現れる…という変形方法はFMV LIFEBOOK TH40/Dに似ていますが、スライド部分にはしっかりとリンク構造にした上でバネが仕込まれていて、軽い力で開閉できる仕掛けになっているようです。
もちろん、パソコンとしての基礎体力も、Atom ZベースだったTH40/Dとは大違い。そして何より、タブレット環境への最適化が進められたWindows 8との組み合わせで、このスタイルはより生きてくるはずです。そもそも、VAIO Duo 11は1年以上前にコンセプトモデルとして発表された「FreeStyle Hybrid PC」が製品として実を結んだもの。当時はまだ時代が製品コンセプトについてこられなかったんですね。
CF-AX2と直接競合するであろうVAIO Duo 11ですが、CF-AX2と同じ画面サイズ(解像度は細かいんですが)の割には大きくて重い筐体になってしまったようで、特にタブレット形態では、そのわずかな差が不利に働くかも知れません。しかし、スタイラスペンが付属するなど、いかにもVAIOらしい仕掛けは変形機構以外にもいろいろ用意しているようで、そこがツボにはまるかどうかが選択のポイントになるのかも知れません。
Ultrabookということもあってか、この個性的なスタイルでも店頭モデルは10万円台半ばとまあまあリーズナブル。CF-AX2と同じく、Windows 8と同時デビューを飾ることになりそうです。実際に動く本体を見てみたいですね。
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