今年最後のWeekly SSKとなりました。今年も巷ではいろいろなことがあったと思いますが、我が家でのニュースと言えばただひとつ。マイホームが無事完成し、年内に引っ越しまで済ませ、新居での生活が始められたことに尽きます。直前ギリギリまで、本当に大丈夫なの?という不安要素がいろいろありましたから、とりあえずはホッとしています。下水道なんて、1週間前にようやく道路で工事が始まり、引っ越し当日の午前中に家への引き込み工事をしていましたからね。
その新居での生活は、まだたった10日に過ぎないんですが、こんな短期間でも、いろいろな面でこれまでとの違いを感じることが出来ます。例えば、先週ご紹介したクリスマスツリーの話ばかりでなく、家に置くモノは何でも、このあまりに個性的な家に合うのかどうかを考えてしまいます。新年に向けて、玄関には思い切って立派な門松を2つ立ててみました。純和風ではなく、ちょっとアレンジが入っているあたりが妻のセンスですね。
内装はすべて本物の木。そこに安っぽいカラーボックスを安易に置くなんて、とても出来ません。そのあたりが気になって、前の家で使っていた家具の多くは処分しました。まだ揃えたい家具はありますが、相当高く付いてしまいそうで不安です。
それでも、徹底的に探せば、カッコよくてお値打ちな家具は結構あるものなんですけどね。ネットで探して見つけた食器棚もそうですし、ダイニングテーブルも、本格的な天然木無垢の製品ながら、誰もが驚くくらい安価に入手したものです。ログハウスの自己主張に負けず、前の家から持ち込むことができたカントリー風の家具も、もともとはみんな妻がネットで見つけてきました。彼女の情報収集能力は大したものです。私にはとても真似できません。
そんな我が家で、最も強い自己主張を見せるアイテムは薪ストーブでしょう。単なるインテリアとしての存在感だけでなく、母屋全体を温めるための暖房器具として、なくてはならない存在です。
薪ストーブの燃料となる木は、夏に島田市の河川敷からもらってきたものの他、当座のためにBESS浜松から購入した薪があります。もちろん、購入した薪は適切な長さと太さに刻まれてすぐに燃やせる状態ではあるんですが、これだけでは不十分です。太い薪を燃やすためには、これを細く割った焚きつけを用意しておく必要があります。最初は新聞紙や段ボールを燃やし、その火を焚きつけに移し、さらに太い薪に…と移していかなくては、とても部屋を暖めるだけの火力は得られません。
さすがに焚きつけまで購入するわけではなく、私が薪を細く割って随時用意しています。1本の薪を10本程度の焚きつけに割っていくわけですが、一方で寒い朝などは効率よく点火するために7~8本の焚きつけを使います。つまり、1本の薪を割るだけでは一度点火するのが精一杯ということになります。
一度に何本もの薪を割って、大量の焚きつけを作っておけば良いのでしょうけど、なかなかまとまった時間が作れません。通勤距離がこれまでより長くなったこともあり、平日は朝5時半頃には起きているんですが、起床後最初の仕事が焚きつけ作り…という生活リズムが出来上がりつつあります。まだ日も昇らない真っ暗な屋外で、斧やなたを振るって薪を割る自分の姿。ひと月前まではまずあり得ませんでした。変われば変わるものです。ブログを更新するために早起きするよりはずっと健康的ですよね。
年明けからは、新しいチェーンソーも使って、長い木を刻んで薪を作る作業を始めるつもりです。かなりの重労働で、定期的に繰り返せば、最近落ちてきたな…と感じる体力の強化にも役立つはずですが、いきなり頑張りすぎて身体を壊さないように気を付けなくてはなりません。
昨日・30日には、合唱団で一緒に歌っていた仲間達が、「新築祝いに」ということで我が家を訪問してくださいました。嬉しいお祝いをたくさんいただいてしまい、感謝感激雨嵐…あれ?何か違う(笑)。皆さん、どうもありがとうございます。いただいたモノたちは、存分に楽しませていただきたいと思います。
たった10日で家の中が綺麗に整理整頓できるはずもなく、そこはお許しいただいた上で、ちょっとした内覧会状態になりました。皆さんからは、一様に感嘆の声が上がっていました。私たち自身もそうだったんですが、どうやらそれは手前味噌の話ではなく、傍目から見てもとんでもない家であることは確かなようです。
本格的に新しい我が家での生活が動いていくのは来年・2013年からとなりますが、せっかくの立派な「入れ物」ですから、中身の私たちもとことん楽しみたいですね。軌道に乗ってきたら、建築レポートの「Log Homeへの道」とは別に、新コーナーでも立ち上げてみたいところです。
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