間もなくマイホームに引っ越してきてから1年になりますが、未だに片付いたとは言えない箇所がいくつか残っています。これまでのような、数年で引っ越すことになる仮住まいではありません。自分たちが片付けようと動かない限り、永遠にこの状態は続きます。暇を見つけては少しずつ片付けようとはしているんですが、遅々として進みません。
そんな中、2階のロフトにまだ残っていた段ボール箱の中身を確認し、捨てるものは捨てよう…と仕分けていたところ、いかにも年季の入った、お菓子の缶を見つけました。開けてみると、中には小さな冊子がたくさん詰められていました。
この冊子は、グリーンスタンプとブルーチップの貼り付けられた台紙。どちらも、幼少の頃に近所のスーパーなどに行くと、お買い上げ金額に応じて郵便切手の半分くらいの大きさの小さな「スタンプ」が大量に発行されていたのを覚えています。所定の台紙に貼り付けて、貯めた冊数に応じて決められた様々な商品と交換できます。台紙貼りを手伝わされたのも懐かしい思い出です。
様々な加盟店で、共通のスタンプを配っていたところがポイント。現在のTポイントやPontaなどのような、共通ポイントサービスの元祖ですね。どちらも1960年代にサービスが始まり、半世紀ほどの歴史を乗り越えて未だに健在。現在はポイントカードによる電子的なサービス提供形態に切り替わっているようです。
グリーンスタンプ、ブルーチップとも、どんなに古いスタンプを貼り付けた台紙でも商品への交換を受け付けてくれます。現在は、近所に加盟店がなくなってしまったので、スタンプを郵送して商品への交換を依頼しました。交換できる商品一覧は、Webサイト上で検索できます。現在は、商品の他に電子マネーや他社ポイント、マイレージ等への移行も申し込めるようになっていて、なかなか便利ですね。
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