レッツノート・CF-MX3レッツノートMX3シリーズお試しキャンペーン」に当選して、2週間限定でお借りしていたレッツノート・CF-MX3。レンタル期間は今日・3月9日まで…ということで、ついにお別れの日となりました。

この2週間は、基本的にパソコンでの作業はほとんどをCF-MX3で行っていただけでなく、ほとんどの外出先に持ち出して、徹底的に使い込みました。皆さんにも是非お伝えしたいことがたくさんあって、実に11回もSSK Worldに記事を投稿しています。もちろん、本体が届いてからは、記事のテキスト入力から画像の編集まで、全てCF-MX3で作業しました。

  1. 2週間限定、「暮らし」復活
  2. CF-MX3が届きました。
  3. クラウド時代の環境移行
  4. 2in1の勘どころ
  5. CF-MX3と通います。
  6. 通勤中にビデオ鑑賞
  7. スタイラスペンの使い道
  8. CF-MX3と働きました。
  9. WiMAXの守備範囲
  10. アプリか、サイトか
  11. ひとつのドライブ、ひとつのノート

私にとっては、実質的に5年ぶりくらいのレッツノートを本格的に持ち歩く機会だっただけでなく、タッチパネルのある環境でWindows 8.1を使うことも、常時接続でモバイル利用できるWindows環境も初めての経験でしたから、感動するポイントは多かったんですね。そのせいか、CF-MX3のハードウェアそのものの魅力と、Windows 8.1やそれを取り巻く環境のおもしろさを、ちゃんと整理して、切り分けてお伝えできていなかったのは反省点です。

ただ、言い訳のようになってしまいますが、「CF-MX3のある暮らし」がこれだけ楽しめてしまうのは、ソフトウェア側の環境が整ってきたという面が大きいと思います。特に、モバイルでも常時接続を前提にできるようになり、ネットワークの向こう側の資源を活用する度合いが高まってきたことで、今までとは別次元の世界がやって来ました。

もちろん、ソフトウェアはWindows、iOS、AndroidなどOSが決まれば、あとは工夫しようにも限度があるわけで、実際にメーカーごとの違いが色濃く出せるのはやっぱりハードウェア。そして、昔から「モノ」としての強烈な個性を見せつけ続けていたのがレッツノートシリーズです。重量や耐衝撃性能まで含めたスペックはもちろんのこと、手で触れたときの独特の質感は昔から変わりませんね。筐体に使われている素材は、ずいぶんいろいろと変遷しているようなんですが。


「お試しキット」をお返しするときには、CF-MX3をリカバリーしなくてはなりません。名残惜しくて、なかなかリカバリー作業ができなかったんですが、それでもちゃんとお返ししなくてはなりません。最終日・3月9日の朝になって、ようやく作業を始めました。

もちろん、リカバリー前には個人で使っていたデータをバックアップする必要がありますが、メール類は全てサーバー上に置いたままで、その他のデータは全てOneDrive上でしたから、全くバックアップの必要はありませんでした。クラウドを活用していると、このあたりもお手軽ですね。

昔のレッツノートだと、外付け光学ドライブからリカバリーメディアで起動したり、BIOS画面から専用のユーティリティを起動したりしていましたが、CF-MX3の場合はWindows 8.1に用意されている機能を使います。チャームから「設定」→「PC設定の変更」→「保守と管理」と辿り、「回復」メニューから「すべてを削除してWindowsを再インストールする」を選択します。以前に「PCをリフレッシュする」作業を行ったのと同じ場所になります。

あとは画面の指示に従っていくと、工場出荷直後の状態に戻してくれます。自作PCの場合はインストールに使ったメディアが必要になりますが、SSD上にリカバリー領域を保存している最近のノートPC等なら、すんなり作業が進みます。すんなり過ぎて、逆に怖いですね。おそらく、管理者権限がないと作業できないようになっているとは思うんですが…。

10分程度で書き換えの作業は完了し、あとは「お試しキット」に添付されていたマニュアルに従って、初期ユーザーの作成まで行えば出来上がりです。欠品がないように注意して元通りに箱詰めし、キット同封の着払いの宅配便の伝票を使って発送すれば、返却作業は終わります。集荷に来てもらい、荷物を積んで走り去る宅配便のトラックを、ついついいつもより長く見送ってしまいました。


お試しキットの添付書類に、「体験アンケート」への回答依頼が書かれていました。強制されているわけではないようですが、このくらいは当選者の当然の義務だと思っていましたから、1週間を過ぎたあたりで回答してみました。

内容自体はそれほど難しくないWebアンケートでしたが、せっかく貸していただいたのだから…と、回答を打ち込む指にも力が入ります。ついつい熱くなり、記述式の部分には普段のアンケートではまず考えられないような長文を投稿してしまいました。

このアンケートに回答すると、パナソニックのユーザーサイト・CLUB Panasonicで懸賞などに参加するために使える「エンジョイポイント」が5,000ポイントいただけます。早速、普段ではなかなか応募できない、ちょっと大物のプレゼントにエントリーしてみました。さすがに、レッツノートが当たるキャンペーンはありませんでしたね。


最新機種を2週間も無償でレンタルしてくれる…というのは、単に大盤振る舞いしているわけではないでしょう。その製品の魅力を知ってもらい、レンタル終了後に改めて購入してもらうことを期待しているはずです。

魅力はもちろんよく分かりました。CF-MX3は、私の期待を十分超えるレベルの、順当に進化を続けてきたビジネスモバイルノートPCだと思います。しかし、残念なことに手元に潤沢な資金がありません。レッツノートどころか、話題の8型級Windows 8.1タブレットですら手が出ない状況。この観点で行くと、私へのレンタルはあまり割の合わないことになる可能性が高そうです。

しかし、それで終わってしまっては申し訳ありません。職場の備品として導入できないかどうか、検討してもらうつもりです。職場のPC環境は、Windows XPのメーカーサポート終了を目前にして、ようやくWindows 7になったばかりですが、一般向けに公開しているリッチなWebサイトもあるので、Windows 8.1での動作確認は必要です。そして、動作確認のために使うのなら、キーボード+マウス操作も、タッチ操作も1台で確認できてしまう2in1は、まさにうってつけ。CF-MX3なら、ディスプレイ出力をVGAとHDMIで持っていますから、出張先に持参してプレゼン用に使うときにプロジェクターを選ばず便利です。

いい買い物だと思うんですが、他社の競合製品よりずいぶん割高なレッツノートに、経理の許可が下りるのかどうか…まあ、頑張ってみますか。



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