α55のアイピースカップ

先日の浜名湖花博2014会場でも大活躍した我が家のデジタル一眼カメラ・α55。駐車場まで戻ってきて、カメラバッグの中を整理しようとしたところ、妙な違和感がありました。

α55のアイピースカップが行方不明によく見ると、ファインダーの部分に被せられていたアイピースカップが外れています。バッグの中を探しても見当たりません。花博会場を歩いている間、カメラはほとんど首にぶら下げたまま。移動中のどこかのタイミングで外れて、そのまま落としてきてしまったのでしょう。

これがなくなったからといって、即写真が撮影できなくなってしまうわけではありませんが、角張った本体パーツが剥き出しで、ファインダーに顔を近づけたときの触感は格段に悪化します。また、外れてしまったことで視度調整のダイヤルが剥き出しになってしまい、軽く触れただけでも動いてしまうことがあるのも困ります。手動でピントを合わせるわけではないので、電子ビューファインダーで解像度に限界があることもあり、画像そのものが多少ぼやけていてもあまり気にはならないんですが、ファインダー内のスーパーインポーズ表示が読めなくなるのは辛いです。


SONYから付属品扱いで取り寄せたアイピースカップ 既に生産終了からかなり経っているα55ですが、ソニーのサポートサイトから、「付属品の購入」としてパーツを取り寄せることができます。メールフォームから「SLT-A55V(α55のメーカー型番)用のアイピースカップ」と指定すると、「販売可能」という旨の返信メールが届き、「よろしくお願いします」と注文の意向を返信すると、代金引換の宅配便で届けられます。以前レンズフードを買ったときとほぼ同じ手順です。本体価格は1,296円、手数料が648円で合計1,944円(いずれも税込み)。消費税分が8%なのが非常に明確な価格設定です。

実は、α55のアイピースカップが不用意に外れやすいのは一般的によく知られている話のようで、ネット上でも入手方法など案内があります。以前は補修パーツとして420円(消費税5%込み)で売られていたのに、その後純正オプションパーツとして販売されたときには1,000円前後の価格設定が行われ、その後現在に至るようで、メーカー側が注文が多いのを察知してユーザーの足下を見ている?という、何とも言えない気分の悪さもあります。

無事元通りになりましたもちろん純正のパーツですから、α55にはすんなりと取り付けることができます。これですっかり元通りです。改めて上にずらして外してみると、アイピースカップは小さなプラスチックの突起に引っかかっているだけで、意外に簡単に外れてしまうことが確認できました。私のα55でこれまで無事だったのは、単なるラッキーだったようです。

両面テープで貼り付けてあります マグニファイアー(拡大鏡)やアングルファインダーなどに取り替えるなら、アイピースカップは随時取り外せないと困るのですが、そんな贅沢なオプションが購入できるとはとても思えないので、アイピースカップは本体に両面テープで固定しておくことにしました。これなら、そう簡単には外れないでしょう。こんな割の合わない買い物は、そう何度もしたくありませんからね。自衛しなくては。


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