夏のボーナスを使った買い物はあまり予定していなかったんですが、そんな中でも数少ない予定に入っていたモノがありました。それは、2階の寝室に置くための収納。私も妻も娘も結構な衣装持ちで、衣類の収納場所が課題だったんです。しかし、妻や娘はともかく、衣装にはあまりこだわらないどころか無頓着とすら言ってよい私のところに、どうしてこんなにたくさん洋服があるんでしょうか?(苦笑)。
…と、それはともかく、既に娘のためには1階リビングにローチェストを購入済みで、この夏のボーナスでは、私用にスリムなハイチェストを、妻用にはワイドなローチェストをひとつずつ購入する計画でした。しかし、何しろ内装が天然木てんこ盛りのログハウス。そこに置く家具のデザインは、中途半端なモノでは済まされません。天然木を使った家具を軸に、いろいろと探し回りました。
今の家に引っ越す前、それこそ下田に住んでいた頃から、我が家にある家具はパイン材を使ったものが結構入っていて、それらは全て妻が選んだもの。私は、以前はスチール製の家具やメタルラックなどを結構使っていたんですが、これとは方向性が全く違います。振り返ってみると、今の家を建てよう!と決めるまでに、私は無意識のうちに妻に洗脳されていたのかも知れません。…まあ、今は満足しているのでそれでOKなんですが。
私用のハイチェストは、ネット通販で見つけました。例によって選んだのは妻で、彼女からの「おすすめメール」で飛んできた複数の候補から選んで私が注文…となりました。幅60cmで7段の引き出しが付いている、私たちの狙い通りのスリムなハイチェストです。前面はパイン材の天然木。側面などは天然木ではないようですが、雰囲気は十分です。
このプロポーションを選んだのは、ベッドの足下から壁の間の、幅70cmほどのスペースに収めたかったから。狙い通りに、すっぽり収まりました。通販ということで現物を見ていませんから、我が家の自己主張の強い内装との相性が心配でしたが、合わせてみるとチェストの方がちょっと濃い感じではあるものの、実に自然に家の内装に溶け込んでいます。
それまで、私の衣類は寝室のクローゼットの中に突っ込んであったわけですが、洗濯物が仕上がってくる度にチェストに収めるようにして、少しずつ移動しています。季節もの以外の、この時期に着ているモノはほぼ全て引っ越しできたところですが、まだ引き出しが空っぽの段があるほどで、かなり余裕があります。思っていた以上に収納能力は高いですね。
これでクローゼットの方にスペースが出来てくれば、そこに衣類以外のモノも入るようになり、さらに我が家の片付けは進みそうです。ロフトにある私のパソコン周辺に、私のモノがいくつか置いてありますが、これをクローゼットに移動させてスッキリしたいところです。
このハイチェスト、上から2段目の引き出しにはめ込まれたタイルが、いかにもカントリー風なデザイン上のアクセントになっているんですが、改めて見てみると、妙にデジャヴを感じます。
それもそのはず、このタイルは、妻の実家にあったローチェストにはめ込まれていたものと全く同じ。それどころか、妻の両親が我が家に引っ越してきたのと同時に、1階の両親の寝室にやって来ていました。毎日見ているんですから、見覚えがあるのは当たり前です。というよりも、どうして注文するときに気がつかなかったんだろう?…ということなんですが、最終的にハイチェストを選んだのは私なんですから、何とも言えません(苦笑)。
妻用のローチェストに、ハイチェストと同じシリーズのものを…ということも考えたんですが、それは、既に1階にあるものとほぼ同じモノを買うことになり、何とも面白くありません。一方で、通販で購入しても実物の仕上がりが予想できるので、安心でもあるんですが…。
同じシリーズなら、室内でのデザイン上の統一感も問題ないんですが、ここはあえて別のものを置いた方がオシャレな気がします。そんなわけで、ローチェストの方はまだ購入に至っていません。もっとも、候補の方はほぼ絞り込めているので、後はどこでどのように購入するか…という段階ではあるんですけどね。
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