お盆休みに、庭の草取りのお話をしたところです。ちょっとは片付いたものの、まだまだ雑草に占拠された場所ばかりで、「しばらくは、ちょっと早起きして草取りを進めようかと思っています。」と書きました。こうやって全世界に宣言してしまった以上は、ちゃんと実行しないと気が済まないのが私の悪いクセ。早速翌日の月曜日から、いつもより1時間ほど早起きして、朝食の前に草取りを始めました。
基本的に、もともと畑だった我が家の敷地では、芝生や玄関アプローチなど地面を他のもので覆った場所以外は、すぐに雑草に覆い尽くされてしまいます。特に気になっていたのが離れの東側から北側にかけて。東側は道路に面していて、ここが荒れ放題では、離れで営業している妻の店への影響は計り知れません。
そして、北側は柵を越えて隣の家に草がはみ出している状況。お隣さんから特に苦情が来ているわけでもありませんでしたが、迷惑をかけていることは間違いありませんから、大至急片付けなくてはなりません。
最初は、革手袋をはめて、生えている草を片っ端から引っこ抜いていましたが、途中で、この草なら刈った方がいい!とアドバイスをいただき、手鎌を使って刈る方法に切り替えました。しかし、お義父さんから借りた鎌は、切れ味はバッチリなんですが、残念ながら左利きの私には十分使いこなせません。慣れない右手で鎌を握って、作業を進めていきました。
考えてみると、朝5時台に庭を歩き回ること自体が私にとっては初めてで、いろいろ発見がありました。特に、エコキュートの室外機前の様子にはびっくりしましたね。
エコキュートは、深夜電力を使って、エアコンと同じ原理で水を熱湯にまで温め、タンクにため込んでおく仕組み。この時間帯はフル稼働中ということで、外気温で水を温めた後の、冷たい排気が出てきます。涼しいのを通り越して、完全に「寒い」のレベルです。そのせいか、この一帯では、草を取り除くと大量にいるはずの虫たちが、全く見当たりません。
他の場所では、ダンゴムシにムカデ、バッタ、コオロギ、さらには巨大な芋虫まで、この手のものが苦手な人なら凍り付いてしまいそうなほど、大量の虫たちがうごめいています。他にもクモやカエル、庭に来るだけではなく時には薪ストーブの煙突からも飛び込んできてしまう鳥たちなど、実にいろいろな動物たちが我が家の周りで暮らしていることが分かります。明らかな邪魔になってさえいなければ、極力追い払わずに暮らしたいと思っています。
日曜日・24日までの7日間で、敷地の東側から北側にかけての雑草は、ひととおり取り除けました。西側についてはお義父さんが先に片付けてくれてあったので、これで一応ぐるりと周囲の草取りは完成したことになります。
とはいえ、しばらく経てばまた雑草は伸びてきて、同じように大変な仕事をしなくてはなりません。毎回この調子では、さすがに時間と体力の消耗がもったいありませんから、雑草の繁茂を抑える対策は何か打ちたいと思っています。高性能な草刈機を買うよりは、その方が効果的な投資になりそうな気がするんですよね。
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