8月が終わります。今年も猛暑の日が続きましたね。冬は暖かく夏は涼しいはずのログハウスですが、それでも丸太組ではない2階の寝室では、夏場は毎晩エアコンの助けを借りることになります。寝室のエアコンは、昨年の夏にエアコンなしの暮らしはさすがに無理だ…ということで取り付けたわけですが、今年もフル回転の大活躍を見せてくれました。
それでも、ここ数日はエアコンの電源を入れなくても夜を越せるようになってきました。特に朝晩は、温度計の数字だけでなく、明らかに体感温度が変わってきています。季節は夏から秋へと移り変わっているんですね。…まあ、このまま気温が下がっていくことは珍しく、まだまだ厳しい残暑は戻ってくるはずですが。
日中はまだまだ暑さが身体に響くこともありますが、それでも明るいうちに庭仕事が出来る時期になってきました。昨日は、午前中に細々とした雑用を済ませた後で、11時半頃から庭の芝刈りをしました。今年の3月に張った芝生ですが、ぼさぼさに伸びてきたのが気になって、ついにこの夏3度目の芝刈りとなりました。アタマで理解はしていたものの、夏場の芝生の成長はやっぱり早いです。
今回も、芝生バリカンを片手に、10平米そこそこの狭い芝生を刈り込みました。1回目・2回目は、20cm以上の伸び放題になっていた芝生の成長を止めてしまわないように、かなり長めに芝を刈っていきましたが、今回は、少し見栄えにもこだわってみようと思い、バリカンのガードを刈り込み高が1段階短くなるように調整してみました。芝の長さにすると約2cm弱が残る感じになります。
また軸刈りになってしまわないか、ちょっと心配だったんですが、幸い仕上がりはほぼ緑色のままでした。短く刈り込んでいくことで、地面の凹凸が目立つようになるのも心配していましたが、こちらの方もそれほど気になりません。少なくとも遠目にはほぼ平らに見えます。もちろん、細かいことを言い出せばきりがないわけですが。
改めて全体を見渡してみると、最初は気になっていた目地の隙間がずいぶん埋まってきて、隅の方では目地があったことがほとんど分からないほどになってきました。また、あえて目地と同様の隙間を空けてあった花壇やレンガのラインとの間もほぼ完全に埋まり、それどころか継ぎ目をくぐり抜けてはみ出している芝もあります。1本1本、丁寧にハサミで切り落としておきました。
芝を張ったときには、どうせ広がってくるから…とあえて何もしなかった南側の幅50cmほどの部分にも、地下茎を延ばしながら芝がかなり進入してきて、現在雑草たちとの勢力争いをしています。とりあえず、雑草は取り除いておきました。最終的には、この部分は全て芝で埋まりそうです。
秋が過ぎればすぐに冬。冬といえば、我が家の最重要アイテムになるのが薪ストーブです。…というわけで、今日は、ちょっと久しぶりの薪集めに出かけました。今から薪にする木をもらってきても、今シーズンに燃やせるほど乾燥しているとは限りませんから、今シーズン用の薪は、おそらく相当量を購入しなくてはなりませんが、来シーズン以降も見据えると、常に薪集めのためにアンテナは高く張っておく必要があります。
先日の初盆の席で、「ウチの前の山にも木があるよ」という話を聞いて、親戚の家がある愛知県北設楽郡東栄町(きたしたらぐん・とうえいちょう)まで出かけてきました。東栄町に行くには、以前なら国道257号線と国道151号線を経由して、起伏の多い2車線の山道を2時間ほどのドライブでした。しかし、一昨年からは状況が一変。新東名高速道路と、これに接続する三遠南信自動車道を利用すれば、1時間もかからずに到着します。
近年はちょっと足が遠のいていて、考えてみると大事な親戚の家なのに妻も娘も一度も連れて行ったことがありません。3人で我が家のデリカD:5に乗っていくと、積み込める薪の量がちょっと減ってしまいますが、せっかくなので今回はふたりとも連れて行きました。積み込めない分は、また改めて出直せばいい話です。
例によって、チェーンソーを使って30cmほどに丸太を刻み、荷台に満載にしました。現場はスギとヒノキが植林された山で、いただいた木もスギやヒノキ。針葉樹を薪にするとすぐ燃え尽きてしまい、広葉樹と比較すると「火持ちが悪い」ことになりますが、十分に乾燥すれば点火は容易で火力も強いので、上手く使いたいところです。1年以上前に伐った木で、かなり乾燥は進んでいるので、今シーズンに燃やすことも出来そうです。
積み込んだ後で結構のんびりさせてもらったのに、自宅に戻ってきたのは昼の12時過ぎ。以前ならここに出かけるときにはまるまる一日使うのが当たり前だったことを思うと、びっくりするくらい「近く」なりました。これなら、ずいぶん気軽に足を運べます。妻も娘も、緑の山に囲まれ、目の前の庭にはお茶や野菜の畑が広がる、絵に描いたような「田舎」の雰囲気を気に入ってくれたようです。薪集めだけに限らず、また遊びに連れて行きたいですね。
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