Facebookやmixiなどに公開しているプロフィール写真をリニュ-アルしてみました。先月から始めた眼鏡姿のデビューとなった訳なんですが、先日もお話ししたとおり、私は眼鏡が正直なところ好きではありません。掛けるのが面倒なのもありますが、眼鏡を掛けた自分の姿は、掛けていないとき以上に堅苦しい感じがするんですよね。実際には、SSK Worldに積み上げた記事を読んでいただければ分かるとおり、普段の私は超ゆるゆるなんですが(笑)。
それはともかく、件の写真は、私の顔から上手く力の抜けているところを、妻がiPhoneで撮ってくれたものです。自分で言うのも何ですが、この顔なら、皆様にあまり不快な思いはさせずに済みそうです。毎朝毎晩、鏡に映る自分の顔を見ることになるわけですが、最近はどうもしかめっ面をしているときが多いような気がします。ダメですねぇ(苦)。
ところで、このプロフィール写真の背景は真っ白に飛んでいて、おそらく何が何だか分からない方ばかりだと思うんですが、この写真は今日の午後に、富士山静岡空港の展望デッキで撮ったものです。
静岡県島田市と牧之原市の境、牧ノ原台地の上に造成された静岡空港は、今年で開港から5年になります。静岡駅からなら2時間もあれば羽田空港まで行けますし、浜松駅からならこれまた2時間以内で中部国際空港に行ける…という環境で、巷には「果たしてこの空港は必要なのか?」という意見もあったわけですが、現に完成して使われているわけですから、機会があれば利用したいものです。
確かに、県外の空港に行くよりは早くアクセスできますし、北海道や九州、沖縄、さらにはアジアへの国際線と、ここから直行できるからこそ便利な路線が飛んでいます。定期便の他にも、旅行ツアーなどのチャーター便が結構飛んでいるようですね。駐車場が無料なのも嬉しいところです。
ちなみに、通称は先にも触れたとおりの「富士山静岡空港」で、英語でも「Mt. Fuji Shizuoka Airport」を名乗っているわけですが、富士山からは約80kmも離れています。「静岡」よりも遙かに国際的知名度が高い「FUJIYAMA」にあやかりたい気持ちは理解できますし、天気が良ければ遠景に富士山が見えないこともありませんが、ちょっと強引な気はします。ここで「富士山にはどうやって行きますか」と聞いた海外からのお客様は、答えを聞いたら愕然としそうです。
今回は、飛行機に乗るために行ったわけではなく、「一度も行ったことがない」という妻を一度連れて行こう!ということで、娘も連れて3人でドライブ…ということになりました。ちなみに、娘は学童保育のドライブで一度、私は仕事絡みで何度か静岡空港には行ったことがありましたが、どちらも飛行機には乗っていません。
実は、近々飛行機を使いたくなるくらい遠くへの出張の予定があり、静岡空港からの航空機利用も検討していたんですが、ちょうど良い時間帯に飛ぶ便がなく、新幹線を使った方が早く到着できてしかも安いので、利用は見送りました。地元に住んでいる私たちがそんな選択をしてしまうくらいですから、空港の利用がなかなか増えていかないのも仕方ないところかも知れません。利用者が少ないと就航便数が減って、さらに使いにくくなる…という悪循環。なかなか難しい問題です。
…というのはともかく、往路は新東名高速道路を使って、島田金谷インターチェンジから空港に向かいました。こちらからだと、JR東海道線の金谷駅のすぐ脇を通り、起伏やカーブが多い道を通り抜けて、空港の入口に向かいます。インターからの距離は10km程度と近いようなんですが、意外に時間がかかります。
帰り道は、国道473号線のバイパスを南に走り、東名高速道路の相良牧之原インターチェンジまで行きました。こちらの方が距離はあるらしいのですが、立体交差が多く信号は非常に少ないので、かなりスムーズに走れます。実際に車で空港に向かうのなら、こちらのルートの方が良さそうですね。
先にも触れましたが、空港の3階には、発着する飛行機を眺められる展望デッキがあります。滑走路は1本で、ターミナルビルも実にこじんまりとしていますから、飛行機がすぐ近くまで来るのを見ることができます。このあたりは、地方空港ならではの良さかな?と思うわけですが、今まで行ったことのある空港が大空港ばかりだった妻には、この近さは新鮮だったようです。もっとも、1時間に1本程度しか離着陸がない…という、地方空港ならではの悲哀もあるわけなんですが。
展望デッキの一角には人工芝が敷かれたスペースがあって、遊具も置いてありました。娘にとっては、なかなか飛んでこない飛行機を待つよりは、こちらで裸足になって走り回っている方が楽しかったようです。もっとも、ちょっと風邪気味だったのをこじらせてしまい、今晩は熱を出してしまったんですが。もうちょっと私たちがセーブさせなくてはいけませんでしたね。反省。
ターミナルビル内の売店には、静岡県内の土産物ばかりでなく、就航先の各地の土産物もたくさん並んでいました。ここで買い物をして、北海道や沖縄に行ったつもりになる…というのも悪くないかも知れません。とか言いつつ、結局私たちは「こっこ」と安倍川もちを買ったんですけどね。どちらも、静岡土産の定番中の定番です。
静岡空港は、家族で遊びに行っても、思っていた以上に楽しめる場所だったかな?と思います。でも、リピーターになるほどの魅力があるか?と聞かれると、よっぽど飛行機を見るのが好きな人でもなければ、ちょっと厳しいかも知れません。まあ、鉄道の駅と一緒で、それ自体が観光スポットである必要はないのでしょうけどね。
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