今週は、名古屋に出張する用事がありました。去年CF-MX3を貸していただいたときにも、ちょうど名古屋への出張があって、せっかくの機会なのでCF-MX3を連れ出してフル回転させました。やっぱり、レッツノートがいちばん輝くのは外出先で仕事に使うときなのかな…と感じました。
私も晴れてレッツノートユーザーに復帰しましたから、いつ出張があっても持っていくことができます。今回も、当然CF-RZ4を連れ出しました。今回は、会議の中で15分ほど時間をいただいてプレゼンをする予定があったので、行きの車中ではスライドショーの内容を改めて確認しました。そういえば、CF-R4のデビュー戦は、いきなり届いた翌日にプレゼン用として出張先に持ち込んだのでしたね。
プレゼンの中では、インターネットに繋いで、Webサイトを動かしながらデモをすることになっていました。HDMIでも、アナログRGBでも、さらにはWi-Fi経由のワイヤレスディスプレイでもプロジェクターにつなげてしまうCF-RZ4なら、直接持ち込んでワイヤレスWANでネット接続すれば対応できてしまうはずなんですが、先方でインターネット接続が可能なPCを用意していただける…ということだったので、お借りすることにしました。自腹で払っている(といっても今はまだ無料ですが)通信量を消費してしまうのももったいないですしね。
会場に用意されていたのがレッツノート・CF-SXシリーズ(確かSX2でした)だったのを見て、私は思わずにんまり。インターネット接続は内蔵のWiMAXではなく、USB接続でXiの通信モジュールがつなげられていました。会議の始まる前に、PowerPointのスライドからリンクを叩いて実際にWebサイトに繋ぎ、ちゃんとサイト上でいろいろな操作ができるのを確認しました。ちょっと通信量が多いWebサイトだったんですが、LTEがちゃんと実力を発揮できれば問題ないと思っていました。
安心して本番に臨んだんですが、いざ本番でWebブラウザを起動してみると、最初の画面こそ表示されたものの、なかなか次のデータが届きません。「最大150Mbps」などと書かれていても、今のモバイル通信はみんなベストエフォート(最大限に努力はするけど、できなかったらゴメンね…ということ)ですから、時間によっても接続状況は変わる可能性があり、仕方ないところです。半分以上の画面は表示できませんでしたが、代わりのスライドや口八丁、手八丁の説明で何とか乗り切りました。
自分の席に戻ってから、ちょっと悔しかったのでCF-RZ4でWebサイトを開き直してみると、何ともすんなり動いてくれました。こんなことなら、CF-RZ4を接続して使えば良かったかなぁ…とも思ったわけですが、たまたま会場周辺一帯であの時間に通信が遅かった可能性もありますし、ベストエフォートの環境では結果論でしかありません。CF-RZ4が使っているのも、お借りした端末と同じNTTドコモのLTE回線ですからね。
もちろん、会議中はずっとCF-RZ4を開いておいて、議事のメモに使いました。変則的なキーピッチも今やレッツノートの伝統になりつつありますが、もうすっかり慣れました。タッチタイプで議事の進行についていくことができます。ATOKの賢い日本語変換も貢献しています。
帰り道では、メモを元にして報告書の体裁をほとんど作ってしまいました。移動中の電車の中で他にすることもそれほどありませんからね。翌日出勤したら、あとは改めて読み直して、気になったところを修正すれば出来上がり。職場では早く仕事を片付けたように見えるはずですから、結構気持ちがいいものです。
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