3月も半分が過ぎました。起床したときの空の明るさで、季節の移り変わりを実感します。薪ストーブを焚かなくても過ごせる朝が出てきました。春ですね~(^o^)。
外に出ていろいろと身体を動かすには良い季節のはずなんですが、実は我が家では正反対だったりします。スギの花粉が飛散量のピークを迎えていますからね。残念ながら、数年前から花粉症の症状が酷く、昼間はマスク無しでは外に出られません。妻も花粉症持ちで、この時期はかなり苦労しています。洗濯物も、花粉を吸着してしまう可能性があるので外に干せません。
とはいえ、それでもやっぱり週末は外で庭仕事をしてしまう私です。昨日は、妻から「お店の前に苗を植えてほしい」と頼まれました。
受け取ったのはシマトネリコの苗。庭木として見かけることが結構多い、すらりとしたシルエットが特徴のモクセイ科の常緑樹です。「シマ」という名前は、沖縄で自生していることに由来しているそうですね。逆に、寒いところは苦手な植物なんですが、温暖な浜松ならまず問題なさそうです。
離れのデッキの階段脇に穴を掘って植えました。高さ10cmほどの小さな苗ですが、離れの屋根を越えるくらいに元気に育ってくれるといいな…と思います。もっとも、本当に屋根を越えてしまうと手入れが大変なことになってしまうので、どこかで頭を詰めるなどすることになるのでしょうけどね。
誤って踏んでしまうことがないように、とりあえずアサガオの蔓などを登らせる「あんどん」を被せておきました。シマトネリコは成長が早い木なので、こうして囲っておかなくてはならないのは短い間だと思っています。
今夜は雨。シマトネリコにとっては、新しい住処に着いて2日目にして、早速の恵みの雨になっています。
地面に植えるのは、一度きちんと根付いてさえくれれば、植木鉢に植えるのと比べると育てるのは楽なことが多い…と思うのですが、そう簡単にはいかないことも結構あります。
板塀の外側に2つ並べて植えたミニバラは、片方はもはや「ミニ」とは呼べないほどに大きく成長しているんですが、もう片方は植えたときとほとんど大きさが変わらず、全然元気がありません。ほんの50cmほどしか離れていないのに、どうしてこんなに差が出てしまうのか…実に不思議です。
左のバラは、周囲にびっしりと雑草が張り付いて、勢いに押されていました。これから気温が上がってきて、勢いの差がさらに広がっては目も当てられません。とりあえず草取りをしておきました。右のバラは、もう放っておいても大丈夫そうですが、そうは言っても雑草まみれでは格好が付かないので、ついでに草取りをしておきました。
この後は、余分な枝や落ちずに残っている花などを剪定しなくてはなりません。そちらの作業は妻に任せています。彼女もようやく確定申告の書類が出来上がったようなので、これからは庭の花たちの手入れも楽しめそうですね。
花たちを植える場所ということで、以前から懸案となっている離れ東側への花壇の新設についても、計画を進めています。花壇を作るに当たっては、花壇と道路の間の舗装のことも考えておく必要があります。まずは、現状を確認しながら、舗装の方法を考えてみました。
もともと、道路に面している部分の土地は、新築時に資材搬入用のトラックが乗り入れるために、下に路盤材が敷かれていたようです。現在でも、5cmほど掘り返すと、青っぽい路盤材の層に突き当たります。これなら、路盤材の層まで掘り返した上に、玄関のアプローチと同じように薄く砂を敷き、レンガなどを並べれば、車が乗っても十分持ちこたえられる舗装になりそうです。
しかし、悩みの種なのは、舗装をしっかり作ろうとすると、花壇を作るのがその分だけ遅れてしまうこと。4月に入ると、我が家には上旬から中旬にかけていくつか工事が入る予定があり、それが終わると春の土用に入ってしまうので、実質的に作業が始められるのは、ゴールデンウィーク明けの立夏が過ぎてからになりそうです。花壇に花を植えられるのは秋以降でしょうか。
花壇の予定地近辺では、ツクシがいくつか顔を出しています。ツクシも、春の訪れを感じさせる風物の一つといえるでしょう。
しかし、我が家の敷地内に生えているのを見ると、手放しで喜んではいられません。ツクシが成長すると、あの厄介な雑草・スギナになるんですよね。地下茎で広がるために根絶しにくく、除草剤も効きにくいのでたちが悪いんです。
スギナになる前に、ツクシを根こそぎ摘んで食べてしまう…という方法も考えられるんですが、ちょっと見逃すとツクシはあっという間にスギナ化してしまいます。スギナがはびこる余地がなくなるように、早く他のもので地表を覆ってしまいたいんですが、なかなか手が回りません。まだ数年間はスギナと闘わなくてはならないかな…と思っているところです。
コメントを残す