Windows 10 Insider PreviewのBuild 11099が、Windows Insider ProgramのFast Ring参加者たちに向けて配信され始めました。2016年初めての新ビルドになります。昨年末に公開されたBuild 11082から、Fast Ring向けの更新サイクルが加速することが予告されていましたが、この新ポリシーに基づく初めての更新でもあります。
Build 11082に続いて、「OneCore」の熟成に注力されたビルドで、目立った新機能の追加等は行われていないようです。しかし、それもかなり出来上がってきた…とのことで、ここからは少しずつ新機能も追加されながら、次期公開版に向けて煮詰められていくことになりそうです。
壁紙右下に「評価コピー」の文字が表示されるのはいつものInsider Preview版どおりなんですが、今回はその後ろに続くビルド番号にちょっとした変化がありました。見ると、「Build 11099.rs1_release.160109-1156」と書かれています。
特に気になるのが「rs1」の文字。現在の公開版にあたるバージョン1511では、Insider Previewのダウンロード時に「th2」という文字列が含まれていました。「th」はどうやらWindows 10の開発コードネームであった「Threshold」の頭文字らしいんですが、「rs」というのは、今年公開されると見られていたWindows 10の次の大幅バージョンアップ版のコードネーム・Redstoneと符合します。
Redstoneは「Windows 11」などになることはなく、Windows 10のアップデートとして提供されると見られていますが、それでも大幅なバージョンアップになるであろうことは変わりません。これからどんな機能が追加されていくのか、「rs1」を冠したInsider Preview版には注目していきましょう。
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