今日・2月21日は、第12回浜松シティマラソンの日でした。私は、昨年と同様に5kmの部にエントリーしていましたが、こともあろうに直前になって足を痛めてしまい、出場は断念する羽目になりました。
昨日・20日は、その足の経過観察のために整形外科に行ってきました。ひと月ほど、なるべく足をいじめないように気をつけていた甲斐があってか、ようやく痛みが引き、歩くのなら苦にはならなくなってきました。この日は先生にも実際に足の状況を診てもらいましたが、炎症は収まりつつあるものの、それでも叩いてみると振動がちょっと響くような感じもあり、まだ完全復活とは行かないようです。
「走るかどうかはご自分で判断してください」と言われましたが、「走るとまたすぐ痛くなるかも」とも付け加えられました。自分の気持ちとしては、少しでも早くランニングを再開したいんですが、ここで慌てては元の木阿弥になりかねません。慎重に、少しずつ復帰していこうかと思っています。
私自身が出場しないことはもう決めていたわけですが、駅伝を一緒に走った仲間たちの中には、何人かこのマラソンにエントリーしている人たちがいます。せっかくなので、応援にくらいは行こう!ということで、各距離のゴール地点であるとともに、ハーフマラソン以外ではスタート地点でもある四ツ池公園陸上競技場に向かいました。
駅伝チームのメンバーの中で、今回は出場されない方やご家族等が集まり、選手たちが荷物を預ける応援席が決まっていたんですが、Facebookで連絡のあったその場所は、「400メートルの8レーンスタート付近」。陸上部OB・OGの皆さんなら一発でわかるらしいんですが、本格的な陸上競技経験は皆無の私にとっては、最初はちんぷんかんぷんでした。今日はマラソン大会で、短距離用の印はトラックの上には明示されていませんからね。
それでも、オリンピックや世界陸上などのテレビ中継を思い出しながら、確かこのあたりだったよなぁ…と当たりを付けて付近をさまよっている間に同級生の姿を見つけ、何とか応援席にたどり着くことが出来ました。5kmの部に出場する選手たちも少しずつ集まり、賑やかなスペースになりました。
余談ですが、私が会場に足を運んだのは単に応援のためだけではありません。タイム計測用のICチップを、大会本部に返却しなくてはなりませんでした。会場の窓口に返却すると、参加賞は一応いただけます。郵送での返却も可能だそうですが、この場合は参加賞はなし…ということになるようです。
今年も5kmの部は朝9時ジャストにスタートとなりました。去年とは違い、空はすっかり快晴。風は強くて応援席では肌寒さを感じたものの、実は気温は高めで、選手の皆さんからは「暑かった」という話も結構聞きました。
去年はこの大集団の中に身を置いてスタートの時を待ったんですが、改めて外から見ると、やっぱりとんでもない人数です。そして、体を動かす余裕はとてもないくらいのすし詰め状態になっています。号砲が鳴って先頭のトップ選手たちが勢いよく走り出しても、中盤の選手たちが動き出すまでにはかなりの時間差があります。全ての選手が競技場のトラックから出て行くまでには、3分以上掛かっていました。
去年は、1km以上も集団の中に囲まれた状態で、なかなかペースが上げられない…という状態になりました。これを避けるためには、自分のペースに応じた適切なスタート位置を確保するのが重要そうです。位置取りだけで、かなりタイム差が出るはずです。
選手たちが競技場を出て行くと、一気にスタンドは寂しくなります。5kmの部のトップ選手たちが帰ってくるまでの約15分間は、世間話などしながら、まったりと過ごしました。
20分過ぎから30分過ぎくらいまでの間で、出場した仲間たちは次々にゴールしてきた…はずなんですが、ゴール地点付近を見ていても、誰が帰ってきたかはなかなかわからないものです。1時間半を超えた頃から戻ってきた、5kmの部と同じ朝9時に浜松市役所前をスタートしていたハーフマラソンの皆さんも同じ。応援席のところに来てくれる前に私がゴールに気づけた人は、ひとりもいませんでした。ゴール地点からはちょっと距離があったこともあるかも知れませんが、なかなか難しいものです。
終了後の記念写真には、私も混ぜてもらいました。今日の応援は、選手の立場から見えない部分もちょっと見えたのは面白かったんですが、やっぱり出場した方がずっといいな…と改めて実感しました。来年は、コンディションをしっかり整えて、出場できるようにしましょう。まずは、また走れるような体を作り直したいですね。
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