au版のXperia Z4・SOV31を使い始めて、半年少々が過ぎたところです。この機種も含め、MSM8994プロセッサ採用機は発売前から発熱が問題視されていたわけですが、Xperia Z4の場合は、実際に使っているとゲームをしているときなどにはカメラのすぐ横あたりがかなり熱くなるのがわかるものの、直接手に触れる場所ではないので、熱自体はさほど気にはなりません。
ただ、かなり気になるのは、発熱してくると目に見えて動作がカクカクと遅くなってくること。先にも触れたとおり、発熱するのはゲームをしているときがほとんどなので、反応が悪くなるのは結構困ります。まあ、ゲームは休み休みにしろ!というソニーモバイルからのメッセージと受け取ることにしていますが(笑)。
さて、そのXperia Z4のOSとして採用されているのはAndroid 5.0ですが、現在一般に提供されている最新版のAndroidは、バージョンが進んでAndroid 6.0となっています。Android 5.0の開発コードはLollipop(ロリポップ)、6.0のそれはMarshmallow(マシュマロ)だそうで、お菓子の名前シリーズは相変わらず継続しています。
OSのバージョンアップによって大幅に機能改善があったり、性能が向上したり…という変化を買い換えずに享受できることは、スマートフォンの大きな魅力のひとつだと思っています。Marshmallowデビューのほんの少し前…というタイミングに登場したXperia Z4についても、当然バージョンアップを期待してしまいます。
ネットニュースなどでは、最新のXperia Z5シリーズだけでなくZ4、Z3などについても、昨年末ごろには各種認証を通り始めているとの情報がありました。これは意外にアップデートの提供も早いかも?と期待しつつ、それでも日本では各キャリア個別の対応で大幅に遅れるんだろうな…とは思っていました。
びっくりしたのは、NTTドコモが3月2日にXperia Z5シリーズのAndroid 6.0へのアップデートの提供を始めたこと。これは、グローバルモデルでの提供よりも早い、世界最速での公開となりました。
この調子で他社やほかの機種も徐々に出てくるのかな?と思っていたわけですが、その後の動きはあまりにも静かです。グローバルモデルは翌週にZ5向けの提供が始まり、つい先日からZ3、Z2向けも提供が始まっているのだそうですが、国内キャリアモデルについては、NTTドコモも含めて沈黙を続けています。
まあ、NTTドコモがカッコつけて1発だけ花火を打ち上げてみた…ということなのでしょうけど、期待してしまっただけに反動で大いに落胆している今日このごろです。機種変更から1周年になる8月ごろまでには、何とかしてほしいなぁ。
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