今日は、午前中に名古屋市内で、午後は浜松市内でそれぞれ行われた説明会に出席することになり、新幹線で飛び回りました。名古屋では説明を聞き、浜松では説明する側に回り…と、アタマの切替もなかなか大変な一日でした。まあ、仕事ですから、「行け」と言っていただけるだけでもありがたいことで、暇なよりはずっと良いことです。
今回、どちらの説明会でも資料は事前にPDFファイルがWeb公開やメール送付で用意されていて、当日は出席者が各自印刷して持参するように…という指示になっていました。最近、こういうスタイルの会議が結構増えている気がします。主催者側としては、大量の配付資料を準備しなくても良くなり、手間も印刷経費も節減できる…ということになるわけですが、出席者側としてはその分手荷物が増えるわけで、ありがたい話とは言えません。
資料の分だけ重量が増加した旅客を運ぶ交通機関も、その分エネルギーを余計に使うわけで、新幹線くらいの大量輸送を行うと、結構バカになりません。主催者としての部分最適ではあるかも知れませんが、社会の全体最適にはなっていないと感じます。
…と、理屈をこねても皆さんだって面白くないので、このくらいにしておきますが、今回両会議の資料を合わせると実に二百数十ページ。単純に手荷物として考えても、涼しい顔で持ち歩ける範囲を超えています。
そこで、今回はPDFファイルのままレッツノート・CF-RZ4のSSDに保存しておき、会場では画面に表示して閲覧することにしました。両面印刷すれば、印刷資料の方がCF-RZ4よりもわずかに軽いくらいになりそうですが、CF-RZ4なら同時にメモ取りにも使えますし、いざとなればネット経由で情報の補完まで出来ます。
まあ、私の場合、紙の資料を持っていくかどうかにかかわらず、CF-RZ4は持っていくことにするでしょうから、確実に資料の分だけは荷物が軽くなっているんですが。環境にも優しい出張だと思います(笑)。
最近は、会議等の場でモバイルノートPCやタブレットを使っている方を結構見かけます。タブレットのタッチパネルでメモを取っているらしき強者もいますが、基本的にはノートPCで文章を打っている方が多いようです。
午前中は、クラムシェル型のスタイルで起動して、資料のPDFとWordを開いておき、Windowsキー+Tabキーで随時切り替えながら資料を見たり、メモを取ったり…という使い方をしました。持参するよう指示された資料はほとんど使わず、全く別のPowerPointのスライドショーで説明する方がほとんどだったこともあり、実質的にはほぼメモ帳代わり。まあ、この使い方についてはこれまでにも実績がありますし、慣れたものです。
午後は、会場にプロジェクターなどはなく、配付資料を見ながらの説明というスタイルだったので、CF-RZ4はタブレット形態に変形させて、縦向きに持って資料を表示しながら説明を行いました。基本的に最初から1ページずつ進んでいく説明だったので、スワイプしながらまったりと…という感じで、スムーズに話を進めることが出来ました。
バッテリーの持ちがちょっと心配で、AC電源も使えそうになかったので、今回はスペアバッテリーを持参しました。1日走りきることは出来そうでしたが、念のために午後の会議の休憩時間で一旦CF-RZ4をシャットダウンし、バッテリーを交換しました。もちろん、交換したバッテリーは切れることもなく、余裕綽々でCF-RZ4はまるまる1日の仕事を乗り切りました。
次回からも、資料各自持参を求められる会議などでは、この手を使いましょう。ただ、ちょっと気になるのは、縦向きにすると10.1型の画面はA4判の用紙よりもかなり小さくなること。今はまだ大丈夫ですが、将来的に老眼になってきたりすると、小さめの文字で使用に耐えられるかどうか…(汗)。
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