7月になりました。幸い、今期も昨年夏よりは微増となるボーナスをいただくことが出来ました。こんなご時世に、一応それなりに安定して報酬をいただけていることには感謝しなくてはなりませんね。実は、いつも銀行口座に振り込まれるまでは「おまえは働いてないからボーナスはなし」とか言われないか不安です。
…というのはともかく、最近はこの時期になると「xxxx年夏のお買い物」などのタグが登場して、新しく買ったモノを恥ずかしげもなく見せびらかす記事が登場するSSK Worldですが、今回のお買い物はテレビ。といっても、リビングに据えてある巨大なテレビの置き換えではなく、2階の寝室に新たに1台追加しました。
寝室にはテレビ台を置くちょうど良いスペースが見つからなかったので、壁掛けにしてみることにしました。壁掛け用の金具は、テレビに取り付けるフックと壁に取り付ける土台に分かれています。それぞれをネジ止めしておいた後で、土台にフックを引っ掛け、ネジを締めて留めれば「壁掛けテレビ」の出来上がりです。
DIYの工作レベルとしてはあまり高くない…と言いたいところですが、これは我が家の壁がログハウスならではの分厚いパネリング材の板壁だからこその業です。石膏ボードなどの壁だと、間柱のある位置を厳密に狙って土台をネジ止めしなくてはならず、突然難易度が上がります。
今回選んだテレビは、パナソニックのTH-32D300。型番の通り32型の液晶画面を持ち、内蔵チューナーは地デジ・BS・110度CS対応のものひとつだけという、同社のラインナップではいちばんベーシックな製品となります。
単にテレビ番組が見られれば良いのなら、もっと安価な製品もありますが、この機種を選んだのは、既存の機器との連携を考えていたから。1階のブルーレイレコーダーで録画した番組を、このテレビからでも見られるようにしたかったんです。
TH-32D300には、「お部屋ジャンプリンク」のクライアント機能が内蔵されています。LANネットワーク上の機器が保管している音声や画像、動画などのメディアを操作できる「DLNA」という規格を、家電っぽいインターフェースで包み込んだ機能です。このテレビの場合、DLNAにフル対応しているわけではないようですが、我が家での実用には問題ありません。
ネットワーク接続は100BASE-TX対応の有線LANということで、もともと寝室に設置してあった無線LANアクセスポイントの空きポートにLANケーブルをつなぎました。家を建てたときから、この日のために各部屋に有線LAN用のコンセントを仕掛けてあったわけで、ようやく有言実行!と言えます。
テレビのリモコンには、「リンク」と書かれたボタンが用意されていて、一発でお部屋ジャンプリンクのメニューに入ることが出来ます。「DLNA対応ではない」と謳われてはいるものの、機器一覧にはブルーレイレコーダー以外にもネットワーク内のDLNA対応デバイスが表示されます。ただ、DLNA対応のNASに置いたファイルなどを開こうとすると、その時点で「閲覧できない」というエラーが表示されます。やっぱり、DLNAフル対応ではない…ということなのでしょう。
あとは、機器一覧からブルーレイレコーダを選択すれば、いつもレコーダーで見ているのとよく似た録画番組一覧が表示され、慣れた操作で再生が可能です。このときに、リビングで録画番組を再生中でも、気にせずに別の番組を再生できます。
また、レコーダー側で受信している放送を視聴することもできるので、この方法でスカパー!の番組も追加契約なしで観られます。リビングに置いてあるレコーダーが、2階のテレビにつながっているのとほぼ同じ感覚で使えて便利です。違いは、番組一覧や映像が表示されるのにちょっと待たされるのと、チャプター送りによるCM自動飛ばしが出来ないことくらいでしょうか。
今回、カテゴリーを「SSK meets Broadband」に分類してありますが、「ブロードバンド」という言葉もすっかり死語になりました。今や、インターネット接続は広帯域(=broad)なのが当たり前。自宅の固定回線は今更言うまでもなく、スマートフォンの回線から何十Mbpsという速度で通信できる時代です。
TH-32D300にも、インターネットに接続して動画配信を受けられる「アクトビラ」クライアント機能がありますが、今のところ全く使っていません。とりあえず、レコーダーに大量の録画番組が溜まっているのを消化するので精一杯なんですが、近年動画配信サービスもいろいろ増えてきたので、ちょっと試してみたい気もしています。気が向いたら、また。
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