先日購入したスマートウォッチ・Moto 360 Sport。朝のランニングのときはもちろん、そのあと出勤するときも、仕事中でも、帰宅してからも、ずっと私の腕に巻き付いたままにしています。
これは、標準で提供されているMoto Bodyアプリが、ランニングのときだけでなく、常時歩数と心拍数を記録し続ける機能を持っているから。いわゆる「ライフログ」ですね。記録したらどうなるというものでもないのですが、目標をクリアしよう!と意外にハマります。消費カロリーも、歩数に加えて心拍数を加味して算出しているそうですね。
さすがに寝るときには外すわけですが、これはMoto 360 Sportにまる2日を走りきれるだけのスタミナがないから。外した後は充電台に載せ、朝まで充電しています。ちょうどベッドサイドの置き時計の役目も果たしてくれて、重宝しています。
そんなMoto 360 Sportなんですが、ある日のこと、通勤中にふと覗き込んでみると、画面が真っ黒なままで、こちらからの操作を全く受け付けない状態になっているのに気がつきました。真っ黒とは言っても、バックライトが点灯しているのは認識できました。いわゆるフリーズ状態です。
フリーズしているのなら、再起動を試みたいところなんですが、やってみようとして気がつきました。スマートウォッチは、インターフェースが極端に少ないデバイスです。Moto 360 Sportの場合、タッチパネルが反応しなければ、あとは電源スイッチくらいしかありません。
「よくあるパターンは長押しだな」と思った…というより、それしか試しようがないので、しばらく電源ボタンを押し続けてみましたが、反応する気配はなし。電池は完全に内蔵されていますから、外して強制的に電源を落とすことも出来ません。これは、電池が切れるのを待つしかないのか?しかし、その切り方で本当に大丈夫なのか?早くもぶっ壊れちゃったのか?…と、いろいろなことが頭をよぎりながらも何とか出勤し、とりあえず昼までは真面目に働きました。
昼休みに、スマホでネットサーフィン。再起動の方法を調べてみました。再起動の方法は、やっぱり電源の長押し。ただし、30秒間ずっと押し続ける必要があります。そこで、改めて試してみたところ、30秒後にバイブレーションが軽く作動して、バックライトが消灯。無事電源が切れたようです。
再度電源ボタンを押すと再起動!となるわけなんですが、押してみたところ、何だか小さな文字がたくさん表示された画面が出てきました。小さすぎて読み取れないので、とりあえず写真を…と思ったんですが、写真が撮れた直後に、また画面は消えてしまいました。今度はバックライトも消えて真っ暗です。
改めて写真をよく見てみると、これはWindowsなどにも用意されているブートメニュー画面のようです。「通常どおり起動」「リカバリーモード」「電源を切る」が選択できるようになっています。画面をタッチして選択を送り、長くタッチするとその項目が実行されるのだそうです。
そして、その上の方を見ていくと、真っ赤な文字で「Battery Low」と書いてあります。どうやら、Moto 360 Sportは最後の気力を振り絞ってブートメニューを表示したものの、そこで力尽きたようですね。
自宅に帰って充電台に載せてみたところ、10数分で何事もなかったかのように自ら起動し、充電中の時計画面を表示しました。ともかく、壊れていなかったのがわかりホッとしましたね。
ちなみに、Moto 360 Sportの再起動方法は、製造元のMotorola社が提供している機器管理用アプリ「Connect」からMoto 360シリーズのオンラインヘルプを呼び出せるので、スマホさえあれば容易に確認することが出来ます。ネットサーフィンで探すよりも、まずは公式のマニュアルを探すべきでしたね(苦笑)。
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