先日我が家にやって来た新車・ステップワゴンスパーダ。前回もご紹介したとおり、ボディの色は黒を選びました。これは、妻がイチ推しだったことから決めた色。私は、スパーダのイメージカラーであるパープルや明るい白も気になっていましたが、この黒も結構良い色です。ひと月「試乗」したステップワゴンのボディ色が黒だったのも、影響しているかも知れません。
この色、名称は「プレミアムスパークルブラック・パール」と言うのだそうで、スパーダでのみ選択できて、標準より37,800円高い特別色となります。もっとも、スパーダの場合、選択できる7色中5色が「特別色」設定で、どちらを標準と呼ぶべきか疑問もあるところですが(笑)。その名のとおり、パール系のキラキラがちりばめられていますが、黒自体は深く沈み、オトナの雰囲気を醸し出しています。
余談ですが、ブラック・パールと言えば、妻のお気に入りの映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズに登場する海賊船の船名と同じですね。妻にこの色名の話をしたら、「ウチのクルマも『ブラックパール号』と呼ぼう!」なんて言っていましたが、ボディに髑髏のペイントでもされたり、私がジャック・スパロウのコスプレでもさせられたりはしないか?と心配しているところです(笑)。
実は我が家のスパーダ、単に黒いだけではありません。ホンダ車のアイデンティティたる前後の「H」マークと「STEPWGN」「SPADA」の各ロゴのエンブレムを、標準のクロームメッキからゴールドのものに変更しています。これも、妻が「黒のボディならエンブレムはやっぱりゴールドでしょ」ということで選んだものです。特に、3つのエンブレムが並ぶ後ろからの眺めは、アクセントが効いて高級感があります。
そして、前に回ってみるともうひとつ変更点が。フロントグリルも、純正オプションとして用意されている、ブラックのパーツを組み合わせたものに変更されています。こちらは、私が「ゴールドのエンブレムを取り付けるなら、背景になるココはもちろん黒だろう」と指定したもの。標準のクロームメッキ1色のフロントグリルよりも、エンブレムが目立つようになっていると思います。
もともとライバル各車ほど派手な「顔」をしていないステップワゴンスパーダですが、その雰囲気を生かしつつ、ちょっと抑えたオトナの高級感が出てるかな?と満足しています。ちょいワルオヤジ?…まあ、そういう見方もあるか。
余談ですが、最後に今回のタイトルの「漆黒の剣」についてちょっと解説しておきましょう。「スパーダ(Spada)」は、イタリア語で「剣」の意味なんですね。トランプのスペードと語源は同じです。あとはもうそのものズバリ、「真っ黒なスパーダ」ということです。
ちなみに、「ステップワゴン」の方は「あらゆるシーンでステップアップできたら」という願いを込めた命名だそうです。低床設計でキャビンに上がるためのステップがないのに「ステップワゴン」というのも変な名前だなぁ…と思っていたんですが、そんな思いが込められていたんですね。
コメントを残す