火曜日・25日の午後、Xperia Z4・SOV31に、実に500MB以上という巨大なアップデートのお知らせが届きました。先日Android 7.0のことを話題にしたばかりで、「早くも届いたのか?」と色めきだった私でしたが、実際にはそうではない、普通のアップデートでした。
今回のアップデートでは、最近のXperiaでも採用されている、電池の寿命を考えながら充電を最適化する機能が追加されました。他にも、より快適に利用できるような改善内容が含まれているのだそうです。
「な~んだ、Nougatじゃなかったのか」と落胆しながらも、早速その日のうちに適用してみました。充電のことはよくわかりませんが、手に持って使っていると、背面の発熱がちょっと抑えられたような気がしなくもありません。ともかく、しばらく使ってみましょう。
私が使っている2014年秋冬モデルのレッツノート・CF-RZ4Cにも、ちょうどこの日にBIOSアップデートが配布されました。「動作安定性を向上させた」とのことです。こちらの方も、早速適用しておきました。
パソコンにしても、スマートフォンにしても、ソフトウェアの改善によって不具合が直ったり、機能が向上したりするのが強みです。発売から1年、2年経っても、こうして随時アップデートを提供し続けていただけるのはありがたいことですね。
ただ、どんなところが改善されたのか、「より快適に」「動作安定性」といったざっくりとした説明では済ませずに、もう少し詳しく説明してほしいな…と思うことはあります。もっとも、そんなドキュメントを出しても、読むのは私のようなマニアックなユーザーだけかも知れませんけどね。
本来はありがたいもののはずの無償アップデートではありますが、最近はむしろ煩わしいもののように捉えられることが増えてきたような気がします。1年間限定で提供された、Windows 10への無償アップグレードなどは、その最たるものだったと思うわけですが、あれは、押しつけがましく…どころか、半ば強制的に感じられたところが大きな問題だったと思います。
Windows 10では、Windows Updateについても基本的には自動的に、ほぼ強制的に行われます。不具合を修正するはずのアップデートが、別の不具合を誘発してしまうことも結構あったりして、これまたあまり好意的には捉えられていないようです。
セキュリティ対策としてのアップデートもありますし、アップデートしてもらえないと困る…という面もあるのはわかるんですが、「アップデートしない」という選択も、もう少し大事にしていただきたい気がします。もちろん、今の世の中、それには相応の責任も伴うわけですが。
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