先日我が家にやって来た新車・ステップワゴンスパーダ。グレードとしては、最上級に位置づけられている「SPADA Cool Spirit Honda SENSING」ということになります。
別に最上級グレードが欲しかったわけではなく、私としては必要なものは盛り込みつつ、なるべく安上がりに済ませたかったんですが、パドルシフトと後席オートエアコンを両立させたいと思ったら、他には選択肢がなくなってしまった…というのが正直なところです。
最上級グレードということで、他にも装備はてんこ盛りです。ルームランプがLEDを使ったものになっていて、走行中にもほんのりイルミネーションとして光らせておけるのはいいですね。マップランプも、LEDのスポットライトになっています。
内装の装飾も、無印ステップワゴンや普通のスパーダとはひと味違う、高級感を意識した仕上げになっています。黒基調で基本的には好きな雰囲気ですが、アルミの飾りが入ったアクセル&ブレーキの「スポーツペダル」は、正直なところどちらでもいいなぁ…要らないからもうちょっと安くしてほしかった(苦笑)。
ステップワゴンでは全てのグレードでFF車と4WDが選択できますが、我が家のようにCool SpiritのFF車を選択すると、スパーダ専用のサスペンションまわりと合わせて、他のグレードよりも大径の17インチホイールと、扁平度の高い205/55R17サイズのタイヤが装備されます。
大径ホイール+扁平タイヤを履くと、タイヤ全体としての剛性が高くなり、路面の様子がクルマにダイレクトに伝わりやすくなります。走りを楽しむクルマには喜ばれる特性なんですが、乗用車として考えると、細かい凹凸まで室内に伝えてしまう恐れがあり、あまり歓迎されないことになりかねません。実際に、先代のステップワゴンスパーダでは、17インチホイールを履くとかなり乗り心地に難があったようです。
そのため、実はCool Spiritを選ぶのはちょっと心配だったんですが、実際に乗ってみると、そうした細かいガタガタは意外に気になりません。このあたりは、スパーダ専用サスペンションがうまくいなしてくれているのかも知れません。無印ステップワゴンと比べると、確かにちょっと路面の段差がわかりやすいような気はしますけどね。
もっとも、私はほとんど運転席にしか乗っていないので、後席の乗り心地については正直なところよくわかりません。今のところ、妻や娘などの同乗者からは苦情は出ていないので、たぶん大丈夫なのだと思うんですが…。
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