12月も半ばを過ぎました。私のところにも、ありがたいことに去年よりもちょっぴり多いボーナスが入ってきました。不景気を唱えるのに慣れて久しくなりますが、そんな中でボーナスをもらえるだけでも、感謝しなくてはなりません。
さて、ボーナスが手元に入ると、ついついいろんなものを購入して、「2016年冬のお買い物」なんてタグを付けて楽しんでしまう悪いクセがありますが、今年はまだ「ボーナスで買った」とハッキリ言える買物はしていません。厳密に言えば、ローンを組んで購入している家やクルマは、ボーナスを使って買っている面があるわけですが…。ただ、今のところ「ボーナスのおかげで買えたもの」ならひとつあります。
先月、「キックしたい」話をしたところですが、以前からドラムを買うために積み立てていたおカネにボーナスをちょっと継ぎ足して、念願だったマイドラムを購入しました。あのときに「気になる製品」としてご紹介していたRolandのTD-1KPXです。
TD-1KPX一式と共に、別に購入する必要があるキックペダルとドラムスローン(椅子)、スティックをセットにした純正品・DAP-3X、練習用のヘッドホン、セッティング時に床に敷くマットが付いてくる、これだけあれば使える!というセットで購入しました。お値段は根性で10万円を切る99,999円。まあ、どこで買っても楽器はほぼ横並びの価格なんですけどね。
合わせて、Roland純正のV-Drums向け2.1chアンプ・PM-03と、
YAMAHA製の軽量なアルミ製の譜面台も購入しました。
最近は通販といえばAmazonで済ませることが多いんですが、今回は久々に楽天市場で買い物をしました。5倍相当の約7,000ポイント強の楽天スーパーポイントが、数週間のうちには入ってくるはずです。これを使って、年明けにでもTD-1KPX純正のキャリングケースを買おうかと思っています。これがあれば、どこにでもドラムセット一式を持ち運べますからね。
商品は、4個の巨大な段ボール箱として届きました。
動作確認をしておかなくては!ということで、その日の晩のうちに組立を始めました。ところが、最初に梱包された部品が全て揃っているかを確認するところでひと苦労。ドラムセットの構成パーツは、並べてみると思っていたよりも結構多いんですね。
アコースティックのドラムと比べると各パーツがコンパクトなので、組立は簡単なのかな?と思っていましたが、実際にやってみるとそうでもありません。電気配線が必要なところなど、電子ならではの面倒な要素もあります。結局、2時間ほどで1階の部屋の片隅に何とか設置を完了しました。
TD-1KPXの大きな特徴のひとつが、スネアドラムと3つのタムに全て、基本的に上級機種と同じ構造の、メッシュ製のヘッドが張られたパッドが使われていること。ホンモノのドラムの膜に非常に近い手応えがあるだけでなく、叩いた音は実に静かです。しかも、張り具合を調整することまでできてしまいます。
そして、キックペダルが、ホンモノのキックペダルのビーターでパッドを叩く構造になっているのも重要なポイントになります。蹴った足を戻すと、ビーターがぶらぶらの状態で戻ってくるところまで、アコースティックドラムと全く同じ。普段のレッスンに備えて日々の練習に取り組むためには、この「ホンモノである」ことが非常に重要です。
そして、左足で踏むハイハットペダルも、かなりしっかりしたものです。踏み込んだ強さを感知し、ハーフオープンもしっかり表現できる仕組みになっています。かなりきっちり踏み込まないと、クローズドの音で鳴ってくれません。これも、練習にはありがたいポイントです。
購入してから、必ず毎日ドラムには向かうことにしています。4年半の間、家で練習できずに足踏みしていた部分を、出来るだけ早く取り返して行きたいものです。
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