レッツノートの2017年春モデルが発表されました。RZ、SZ、LXの各モデルについては、昨年秋冬モデルの時点で既に第7世代のCoreプロセッサが搭載されていたこともあり、ワイヤレスWAN内蔵モデルのSIMがnanoサイズになるなどのマイナーな変更にとどまっています。
そして、今回新たに投入されたのが、レッツノートとしては初の分離型2in1となるCF-XZ6。画面が12型ということですから、従来のSZシリーズのサイズ感で、ディスプレイ部分だけが取り外せてタブレットとしても動作する…と思えば、ほぼ間違いなさそうです。キーボード側に用意されたタッチパッドも、円形のホイールパッドですしね。
タブレット部分だけの重量が550g。合体時も1,019gということで、どちらも「TDP 15WのCore iプロセッサ搭載の12型タブレットモバイルPCとして世界最軽量」だそうです。これで、従来のレッツノート基準の耐久試験もしっかりパスしているそうですから、大したものです。
ただ、私の受けた印象としては、「レッツノートを使いたいユーザーが、果たしてわざわざキーボードを取り外してタブレットを持ち歩きたいと思うのだろうか?」という疑問がいちばん強かったですね。少なくとも、私には初代iPadと大して変わらない700g台の重量で、いつでもキーボードが使えるRZシリーズの方が魅力的です。「2in1としても使える、タッチパネル式ディスプレイのSZ」と考えれば、それはそれで確かに需要はありそうな気もするわけですが。
現物が巷に出てくるのは来月になりそうなので、それを見てみないことにはなんとも言えないところですけどね。モノとしてはとんでもないクオリティの製品が出てくることは間違いないでしょうから、楽しみではあります。
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