先日、我が家に薪ストーブを設置していただいたランドマークストーブさんの店舗まで行ってきました。東名高速の富士インターチェンジを降りてすぐの場所。昨年、独立して店舗をお引っ越しされて以来、初めての訪問になります。
店内には、薪ストーブをはじめとして、薪ストーブまわりで使う様々なグッズ、薪集めのための道具たちが並べられています。そんな中に、以前から気になっていたあるアイテムがあったので、買って帰ってきました。
鋳物の鉄で出来た、ちょっと変わった形のこの道具は、「キンドリングクラッカー」というものです。巷では既に「キンクラ」というニックネームも定着しつつあるようですね。中央の弧を描いた部分には、上向きに刃が付けられています。
この刃の上に薪を載せて、上からハンマーで叩いてやると、真っ二つに割れてくれます。あまり太い薪だと割るのはタイヘンですが、細い焚き付けを作るためなら、これは抜群に楽です。これまでは、手斧を当てて、薪を支えた手を間違って切ってしまわないように気をつけながらやっていた焚き付け作りが、載せて、叩いて、ハイ!終わり…です。
ニュージーランド在住の当時13歳の女の子が、お母さんが薪を作るのを楽にしてあげたい!ということで考えた発明品だそうです。アイデアはもちろん素晴らしいと思うんですが、実現に向けて協力した周囲の大人たちも素晴らしいですね。
私としては、これさえあれば妻でも焚き付けが作れるはずだと思っているんですが、実際にやってみると、思っていた以上に力が要ります。彼女でも簡単にできるようにするには、ある程度細くて30cm未満のやや短めの薪を作っておかないとならなさそうです。ハンマーを重くする方法もあるんですが、そうなると今度は振るのが大変になってきますしね。
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