週末に、自宅のPC周りの片付けを行いました。昨年の秋に新しいデスクトップPCを購入し、自作PCはひとまず卒業…となったわけですが、これに伴い、寝室の押し入れの中にあった古いパーツやソフトウェア類もほとんどが不要になりました。これを気に、一気に処分するつもりです。
ソフトウェアを入れてあった箱の中に、歴代Windowsのインストールメディアが残っていました。左から順にWindows 2000 Professional、Windows XPのHome Edition、Professional、Professional x64 Edition。Windows Vista UltimateにWindows 7 Home Premium(32bit版・64bit版)、Windows 8 Pro(32bit版・64bit版)。実に9枚もあります。導入するのに結構苦労したバージョンもあって、いろいろと思い出されます。
時代を追って見ていくと、2000やXPの頃は全面ホログラムできらびやかに輝くディスクだったのが、だんだんシンプルになってきたのがよくわかります。オンライン認証を要求されるようになったXP以降、ディスクそのものに偽造防止の凝った加工をする意味もだんだん薄れてきた気がします。
Vista以降はメディアがCD-ROMからDVD-ROMに変わりました。その後さらに大容量の光メディアであるブルーレイディスクが登場したわけですが、PC用の記録メディアとしては普及しませんでしたね。まあ、そもそもOS用にそこまでの大容量は必要ないでしょうし、ユーザーデータを保存するならハードディスクの方がずっと容量単価が安くて動作が高速ですし。
たくさんの光ディスクを始末した後で、もっととんでもない骨董品を見つけてしまいました。Windows 98 SEの起動フロッピーディスクです。これで起動した後に、CD-ROMからファイルをコピーしながらインストールしたわけですね。
懐かしい以前に、もはや我が家にはフロッピーディスクが読み書きできる機器が全く存在しません。私の最新のデスクトップPC・HP Pavilion Wave 600に至っては、フロッピーどころか光メディアドライブすらありません。「ふろっぴーってなぁに?」というレベルの方もかなり多くなってきたのではないでしょうか。
フロッピーディスク1枚あたりの記憶容量は1.44MB。今どき、デジカメで撮影した画像1枚も入り切りません。でも、20数年前はこれ1枚の中に収められたゲームで大いに楽しませてもらったんですよね。思い返してみると、不思議なものです。
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