この春、我が家では3本の木の苗を植えました。とはいえ、今は春の土用のまっただ中。実際に植えたのは、もうひと月近く前のことなんですけどね。しっかりと根付いてくれるか心配だったんですが、とりあえずはウマく行っているようです。
我が家では、さまざまな花が植えられた花壇や芝生など、庭では植物が結構使われているんですが、背の高い樹木といえば、一昨年植えたシマトネリコくらいのものです。ちょうど丸2年が過ぎたことになりますが、今では2mほどの高さになっています。
もう1年もあれば、離れの軒先の高さくらいにはなってくれそうです。それ以降は、こまめに剪定して高さを抑えるようにしないと大変そうですね。
離れのデッキ東側、道沿いのところには、ミモザアカシアを植えました。春に黄色いポンポンのような花を咲かせる木で、大きくなると10m近くになるものもあるのだそうです。ただし、成長が非常に早いこともあって細い枝が風で折れやすい…というのは、我が家では不安材料なんですが。
オーストラリア原産の常緑樹で、日本では街路樹に使われたりもします。温暖な地域なら、ほとんど「ほったらかし」でもちゃんと育ってくれる木らしいです。しかし、実はこのミモザアカシア、2月下旬に1.5mくらいある大苗を買ってきたものの、地に着かず枯れてしまい、今回は同じ場所でのリベンジということになります。
あのときは、地面に植えるのが遅くなってしまったのがマズかったのかな?と思っています。今回は、我が家に苗が届いた翌日に植えていますし、既に新しい芽が伸びていますから、たぶん大丈夫でしょう。強風対策にバラ用のラティスも立てておきました。
庭のログハウスの倉庫前には、エルダーフラワーを植えました。こちらはヨーロッパ原産の落葉樹ですが、「エルダーフラワー」を検索すると、樹木としてよりもハーブとしての記事が多くヒットします。初夏に咲くマスカットのような香りを放つ白い花に、様々な薬効があるといわれています。
このエルダーフラワーの花(「フラワーの花」って変ですね;「エルダーの花」というのが適切でしょうか)を煮込んで作ったシロップが「エルダーフラワー・コーディアル」で、槇原敬之の2015年のアルバム「Lovable People」に収録されている曲のタイトルにもなっています。
こちらも、既に新しい葉が大きく開き始め、元気いっぱい。半日陰が適するということで、隣家との間であまり日が当たらないこのあたりの場所には向いていそうです。これまた10m近くに大きくなれる木だそうですが、どうなることやら。
倉庫の西側、我が家の敷地のいちばん西になる角には、モッコウバラを植えました。これは高木になるわけではありませんが、その名のとおりバラの仲間で、つる状に枝が伸びていきます。
このつるを、南側と西側のフェンスに這わせて、バラの生け垣風にしてしまおうと考えています。実は最初のシマトネリコの写真の左側に見えているのもモッコウバラで、木を打ち付けて作った柵を覆い尽くしています。実績としては十分…というわけで、あとはどこまで長く伸びられるかに注目です。
今回植えた木の中には、シマトネリコ以上に高く育つ潜在能力がある木もあります。成長すれば、我が家の風景を一変させてくれるかも知れません。
家を建てたばかりの頃に庭師さんに描いていただいた完成予想図にも、高い木が何本かありました。あの姿に少しでも近づけるでしょうか?…まあ、それは今後の私たちの頑張り次第、ではあるんですけどね。
コメントを残す