昨日・11月9日から、NuAns NEO [Reloaded]に新しいシステムアップデートが提供されています。9月1日に公開されたアップデート以来、約2ヶ月ぶりということになります。
今回も、ユーザーから報告されるなどした不具合がいくつか修正されているわけですが、一番大きなポイントといえそうなのが、Androidのバージョンが7.1.2にアップグレードされていること。いわゆるNougat系列では最新版に当たるものです。
しかし、実はこのAndroid 7.1.2、意外に巷では見かけないバージョンとなっています。7.1.1の採用が結構多いのと比べると、7.1.2はGoogle自身のリファレンス的存在であるNexusやPixel、あるいは「随時最新版を提供する」と謳っているAndroid One向けにはともかくとして、それ以外では初期搭載のOSとしてだけでなくアップデートもほとんど公開されていません。既に次期バージョンとなる「Oreo」ことAndroid 8.0が市場に出ていることもあるのでしょうけど、実に不思議です。
聞くところによると、たった0.0.1のバージョンアップの割には、7.1.2には7.1.1から見ても結構大きな変化があったようです。NEO Reloadedの発売元であるトリニティでも、バージョンアップに伴う不具合に結構苦労させられていたようですね。
そのあたりの話は、ほっしぃ社長自身が社の公式ブログで随時発信してきたわけですが、これを「言い訳ばかりしていて全然進まない」と批判する向きもあるようです。ご意見もごもっともではありますが、私から見ると、全く情報を開示しないままに何ヶ月も待たせっぱなしの大手メーカーよりは、ずいぶん良心的な気がします。
そんなわけで、Android 7.1.2というOSには少しどころではない不安を感じるわけですが、そうは言っても最新版へのバージョンアップ。不具合の修正も行われているわけですし、このアップデートは早速適用しました。500MBほどの容量があるので、ダウンロードにもアップデートにもそれなりに時間がかかりますが、特に引っかかる場面はなく、うたた寝しているうちに作業は完了してしまいました。
とりあえず、今のところは、アップデートに起因していそうな目立った不具合は感じられません。Android 7.1.2での改善点として「Bluetooth接続の改善」が挙げられているので、これまで接続が安定していないカーナビとの接続をまた試してみようかと思っています。
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