NuAns NEO [Reloaded]の新ファームウェア「V25」へのアップデートが公開されています。今回は、世界的に問題となっていたWi-Fi WPA2暗号化の脆弱性「KRACK」への対応の他、カメラ関係の機能改善、データ通信関連の改善などが含まれています。
リリースノートの他にも、トリニティ社のブログでもう少し詳細な説明を読むことができます。このあたりの丁寧さは、巷の大手メーカーではちょっと見られないところです。同社は、Windows 10 mobile版のNuAns NEOについても、今後のサポートが継続できない見込みを明確に(Windows 10本家のマイクロソフト以上に詳細に)公表しています。こういう姿勢には、以前から好感を持っています。
V25へのアップデートで、ドコモ系MVNO SIMを使っているとモバイルネットワークへの接続がうまく行かなくなる現象が報告されています。私の場合は、アップデートが適用された直後にBIGLOBE SIMの回線がつながらなくなりました。設定を確認してみたところ、APNが「どれも選ばれていない状態」になっていたので、これを再設定したら、その後は正常に動いています。これについても、ブログやTwitterなどで情報が集められ、対応を進めているようです。
ブログの記事によると、現在のAndroid 7.1.2上での不具合対応はこれでひと段落。次は、Android 8(いわゆるOreo)への対応に進んでいくようです。他社では、既にOreo適用が始まっている端末も出てきています。セキュリティ更新も随時適用しつつ、頑張って対応していただきたいところですね。
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