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ポータブルブルーレイプレーヤー

新しいレッツノート・CF-SV8をオーダーするときに、内蔵の光学ドライブはブルーレイドライブを選択しました。以前にも紹介しましたが、標準のDVDスーパーマルチから変更した大きな理由は、「ブルーレイディスクで供給されている映像ソフトを再生したいから」。言い換えると、CF-SV8をポータブルの画面付きブルーレイプレーヤーとしても使ってみたかったからです。

同じことができる商品には2万円くらいで買えるものもあるようですが、せっかくレッツノートを持ち歩くのだから、1万円のプラスで兼用できると得した気分になりますよね。もちろん、動画再生専用にするにはあまりにも高価すぎる買い物ですし、そうするつもりも毛頭ありません(笑)。


CF-SV8内蔵のブルーレイドライブはBDMVを再生可能

CF-SV8に内蔵されるブルーレイドライブは、もちろん映像ソフトなどを供給するときに使われるBDMVを読み込むことも可能で、これを再生するためのアプリとして「PowerDVD 14」もインストール済み。特に追加で何か用意する必要もなく、市販のBD-Videoソフトを挿入すれば映像を観ることができます。

画面の解像度は1920×1200ピクセルですから、フル画面表示させれば、フルHD解像度の映像がそのまま表示された上下に黒帯が出ることになります。表面はノングレア処理なので、光沢処理のものよりも画像の鮮明さでは劣るかも知れませんが、十分に見栄えする画像を見せていただけます。

ステレオスピーカー(赤○)が装備されています

CF-SV8にはステレオスピーカーも搭載されていますから、収録されている音声もこれ単独で聴くことができます。しかし、お世辞にも音質は良いとは言えず、一応ステレオで鳴っている…程度に思っていた方が良さそうです。

ヘッドホンをつなげば、音質は幾分マシになりますが、アンプの方もそれほど音質に拘って作られているわけではなさそうで、出音はまあそこそこ…といったところ。HDMIで音声ごとホームシアターに出力してしまえば、満足いく画像と音で楽しめるはずですが、こうなるとそもそもレッツノートで再生している意義があるのか?という疑問が湧き出てきます(苦笑)。


外出先で視聴することを考えると、バッテリーでの再生時間が気になるわけですが、いくつかのディスクで試してみたところ、1時間あたりSバッテリーで10~15%程度消耗しているようです(画面明るさはWindows 10の「おすすめ」、内蔵スピーカーで音量40)。映像ソフトによって、バッテリー消費にかなりバラツキが出ていると感じています。

要因は画像の圧縮方式なのか、音声方式なのか、映像の種類(実写か、アニメか、音楽ライブか…)なのか。どうも傾向があるような気がするので、もう少し試してみようかと思います。私の持っているソフトはかなり偏っているので、あまり参考にはならなさそうですが。


実は、ブルーレイプレーヤーとしての活用法を試しているところで、CF-SV8の使い勝手に関する困った問題が一つ明るみに出てきました。CF-SV8のセールスポイントの一つと密接に関わっているので、なかなか厄介な問題になるかも?と思っています。これについては、改めてまとめておくつもりです



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