先日修理に送っていたNuAns NEO [Reloaded]でしたが、週明け早々の先週月曜日・18日の午後には、NuAns NEO サポートセンターから見積書のPDFが添付されたメールが届きました。「1週間はお待たせしない状況」というのは本当でした。
はじき出された金額は…20,282円。思っていたよりも高額だったことにちょっと驚いたのですが、バッテリーの膨張に伴い、液晶パネルの方にも損傷が及んでいることがわかり、このような金額になってしまったようです。
「代替機ありませんか」とまで聞いた私に対して、超迅速に見積を出していただいたプロの仕事に応えるためには、修理をお願いするかどうかすぐに返事しなくてはならないわけですが…実は返事を迷ってしまいました。
何しろ、先日購入した「代替機」・HUAWEI P20 Liteの購入価格とほぼ同じです。これだけ払って直すくらいなら、いっそのこともう1台格安スマホでも購入しては…とまでは思わないものの、実質的にあと数ヶ月で引退させる可能性のあるスマホに払う金額としてはちょっと高すぎるのでは?と感じてしまったんです。
先週は、ちょうど泊まりがけでの出張があったので、P20 liteを連れて出先での3日間を過ごし、コイツが代替機からメインに昇格させられるのかどうか、ちょっと試してみることにしました。とはいえ、P20 liteの方が後発製品なだけに、基本的に同等以上の能力を持っていて、普通に使っている限り、基礎体力面で問題を感じる場面はまずありません。
明らかにNEO Reloadedより強力だと感じるのはカメラ性能で、より近くまで寄れますし、よりシャープな映像を確実に残してくれます。バッテリーも3,000mAhとかなりの大容量になっていますから、ちょっと写真を多めに撮っても、まる1日なら余裕で走りきってくれます。
NEO ReloadedにあってP20 liteにないのは防水・防塵性能とおサイフケータイということになりますが、防水・防塵とは言ってもNEO ReloadedはIP54ですから厳密には「防滴」レベル。水没したらアウトです。P20 lite自体は全く防水・防塵性能を謳っていませんが、同梱のカバーを被せた状態なら、少々水がかかった程度は跳ね返してもらえそうです。
おサイフケータイの方も、現状で使っているのはモバイルスターバックスカードのみ…ということで、なければなくても何とかなってしまいます。FeliCa未搭載端末でも、バーコードベースのカードを管理してポイントを貯めたり、オートチャージを設定したりできますしね。
…と、そんなわけで、P20 liteを普段使いのメイン機にしても、問題なくイケそうだと判断しました。先日、P30シリーズが発表になり、型落ち機になるのも間もなくではありますが、Android 9 Pieへのアップデート予定もありますし、しばらくは現役で走り続けてもらえそうです。
NuAns NEO サポートセンターには、修理をキャンセルする旨の連絡を入れました。NEO Reloadedは、翌々日には我が家にそのまま戻ってきました。とりあえずはお疲れさま…ということになります。
電池に問題アリの状態であることは間違いないので、廃棄処理のことを考えなくてはならないのですが、追って何とかしましょう。個性的なカバーたちの方は、いつか[Revolutions]が登場したときのために、大事に保管しておくことにします。
「代替機」として使っている間は、多少の問題は我慢しておけばいいと思っていたのですが、メインで使おうとすると、やっぱりそれなりに問題は解決しておきたいものです。先ほど、おサイフケータイと防滴の話には触れたわけですが、もうひとつP20 liteには足りないものがあります。それはストラップホール。落下を防ぐための道具として、やっぱり必要です。
さすがにデリケートなスマホの筐体にゴリゴリと穴を空けるわけにもいきませんから、ココはストラップホール付きのケースを被せることでカバーすることにしました。iPhoneほどではないものの、グローバルに販売されているモデルなだけに、Amazonで「P20 lite ケース」とか探してみると、聞いたことのないようなメーカーの製品がどっさり出てきます。
製品に同梱されているものと同じような、比較的柔らかめの素材ですっぽり包み込むようなタイプのケースを探しました。誤って落としたときの耐衝撃性能、飛沫のかかったときの防滴性能などが期待できそうですよね。
購入したケースは、製品同梱品と似たようなやわらかさのTPU(熱可塑性ポリウレタン)製で、右下側面にストラップを通すための2個の穴が空いています。ストラップを持って本体をぶら下げても、ケースがめくれ上がって外れたり、穴の部分が変形したりするような素振りはありません。強度は十分そうです。
背面側は透明なので、本体の色がそのまま透けて見えます。本体から飛び出ているカメラ部分の周りには縁取りが立ててあり、テーブルなどの上に置いても、レンズは直接触れないようになっています。
ちょっと気になるのは、側面にメッキ調の色が付いているせいか、やや大きくなったように見えること。あくまでも「見える」だけで、透明なカバーと大きさは全然変わらないのですが…まあ、黒い本体に黒いケースを合わせていることもあり、「ケースを被せています」感があまりないのは良いと思います。
ともかく、これで代替機からメインに昇格となったP20 lite。スマホにはあまりお金を注ぎ込まず、日常使うのに困らない程度のものを…という意味では、ちょうどいい1台かも知れません。
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