イチからやり直し (2)

建築中の新しい倉庫は、台風19号の猛烈な風雨を、ひっくり返ったり壊れたりすることもなく乗り切ってくれました。まずは台風の後片付けから…ということで、応急処置で内側から張り付けてあった構造用合板を外しました。

水分を含んだ木材は外に出して干します

倉庫の中に入れておいた材料の中には、かなり湿っぽくなっているものもありました。すぐに使いたいモノもあったので、ともかく外に並べて干しておきました。


片付けを済ませたら、次は階段周りの改良工事の続きにとりかかりました。階段の内側、素通しになった壁枠に、改めて外壁になる構造用合板を切り抜いて張り付けていきました。単純な形状だからこそ、正確に切り抜いて、合板同士がピッタリ合うように気を遣います。

それでも、合板と壁枠だけでは完全に密着させて水漏れを塞ぐのは不可能。隙間はきっちりシーリングしていきます。新しい壁周りは台風19号の雨さえも撃退できていたわけですが、念には念を入れて…です。

防水透湿シートを張り直し、あとは野地板でもう一度下見張り

合板の上から、防水透湿シートを張り直しました。45度の傾斜がある部分を「壁」と考えるか「屋根」と考えるかは微妙なところかも知れませんが、壁の扱いで作業を進めようと思っているので、今回はアスファルトルーフィングではなくこのシートです。

あとは外壁をスギ野地板の下見張りで仕上げていけば元どおり…ということになるわけですが、とりあえず下から3段ほどを張り直してみました。ここは、もともと張ってあった野地板を極力再利用する形で進めていきますが、それでもカットしながらになるので、結構面倒な作業になりそうです。


あとは西側の壁から外壁張りを進めました

もちろん、階段周りの外壁張りは面倒でも進めていかなくてはならないのですが、それよりもちょっと思うところがあって、先に西側の外壁から張っていくことにしました。

こちら側は、間口が2.4mありますから、2mの野地板1本では張っていけないのですが、2本継ぎ足さなくてはならないところを逆手にとって、先に短い板を正確に位置合わせすれば、後で取り付ける長い板は角を基準に位置を合わせやすくなります。窓のある周りも、窓を基準に切り込みなど入れて位置合わせができるので、作業は楽になってきます。

窓のあたりまで張ることができたのですが、残念ながら一番上には届きませんでした。続きは次の週末ということになりますが、またしても雨の降る予報が出ているようです。ウマく行かないもんだなぁ(涙)。


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