10月にデビューした新しいレッツノート・CF-QV8。とっても気になる新製品なのですが、なかなか現物を見に行く機会がありませんでした。先日、仕事で東京に向かう新幹線の待ち時間で、ビックカメラ浜松店をちょっと覗いてみたところ、CF-QV8の実機を見ることができました。
CF-SV8とCF-QV8が横並びで展示されていました。見比べると、全体的なサイズ感はほぼ同じなのがわかります。CF-QV8のアピールポイントとして、フットプリントがA4用紙より小さく「クラス世界最小」と謳われていることがあるわけですが、実はCF-SV8でもA4用紙より小さく、机の上での存在感はあまり変わりません。
ただ、確実に違うのは厚み。キーボードの高さは5mm以上違い、傾斜が付いているCF-SV8と真っ平らなCF-QV8では、パームレストに手を置いた感覚もかなり変化します。もっとも、CF-QV8はCF-RZ4と同じようにヒンジ部分にゴム足が立てられるので、キーボードの角度を変えられるのですが。
ほぼ同じ12型程度の画面でも、縦横比が3:2のCF-QV8は、16:10のCF-SV8よりもかなり大きく見えます。タッチパネル式で額縁まで黒いこと、さらにその額縁がかなり薄いこともあって、さらに「大きく見える」感が強調されている気はしますけどね。画面の高さの差がキーボード側の筐体の厚みの差を相殺し、広げたときの高さはほぼ同じくらいになっています。
しかし、相変わらず天板側に防犯センサーが貼り付いていて、タブレット形態に変形できない状態で展示されているのは困ったものです。まあ、レッツノートはココの店頭展示で頑張って売上を増やそうとする製品でもないのでしょうけど。
店頭で、CF-QV8の実物大パンフレットをいただいてきたので、そのまま乗り込んだ新幹線の車内で広げてみました。テーブルの上に載せた状態も、↓
そこから画面を開いた状態も、CF-SV8とほとんど同じ感覚ではないかと思います。余裕を持ってテーブルの上に置いて、仕事することができます。
思っていた以上に、CF-QV8のサイズ感はCF-SV8と違わないですね。ノートPCとして持ち歩く限りは、同じ気持ちで操作できそうです。ただ、バッテリーライフがちょっと短いのはカタログ上明らか。CF-SV8でもまる1日フル回転させると帰り道ではバッテリー(Sサイズ)が不安になってくるほどですから、日帰りでも何らかの電源対策が必要そうです。USB PDを使って、小さなACアダプターやモバイルバッテリーから供給するのが順当でしょうか。ただ、そうなるとCF-SV8との重量差が逆転しかねないのですが。
そして、CF-RZ4よりは明らかにひとまわり大きいこともわかります。CF-QV8が登場した当初は、RZユーザーの受け皿としての役割も担うのかな?と感じたのですが、さすがにサイズや重量がこれだけ異なると別物でしょう。
タッチパネル画面のノートPCとして使う限りは、おそらく便利なのですが、900g台の本体をタブレットとして持ちながら使えるのかどうかが最大のポイントだと思います。どこかで確認できないかなぁ…。とはいえ、「使える!」と判断しても、どう考えても自分では買えませんけどね。
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