もう50,000kmを超えた

我が家の愛車・「ブラックパール号」ことステップワゴンスパーダが、6ヶ月ごとの「安心快適点検」を受けました。その名のとおり安心して、心地よく乗れるために、各部の状態を確認してもらいます。しかし、実は最初はこの週末で点検をするつもりではありませんでした。

上にも横にも開く「わくわくゲート」

もともとは、リヤゲートがなかなか開かないことがある…という不具合があったので、相談に持ち込みました。リアゲートといえば、現行ステップワゴンは全体が上に跳ね上がるだけでなく、左半分が横向きにも開く「わくわくゲート」になっているわけですが、どちら向きに開くときにも、同じような症状が出ていました。実際のところ、全体を開くことはほとんどなくて、横開きのサブゲートだけでほとんど用が足りてしまうのですが…。しかし、スムーズに開いてくれないことには、全然わくわくできません(涙)。

先週、近所のディーラーに持ち込んで診ていただいたところ、ゲートのスイッチから飛んでくる電気信号を処理するコンピューター部分の不具合では?ということで、これを交換することになりました。部品を手配していただき、この週末に修理の予約を入れました。

この際に、そろそろ定期点検の時期になるので、ついでに済ませておきませんか?と提案をいただきました。もともと、次回の車検前までの、半年ごとの定期点検費用は前払いしてありますから、どこかで点検してもらわないと割が合いません。お願いすることにしました。エンジンオイルも、交換時期を示す警告表示が出ていましたしね。


点検の結果、エアコンのフィルターを交換することにしました。ここが汚れると、エアコンから出てくる空気が臭ってくるだけでなく、空気の通りが悪くなり、エアコンとしての効きが悪くなります。ひいては、必要以上に強力にエアコンを回さなくてはならなくなり、燃費が悪化…と、結構深刻な影響が出てくる可能性もあります。数千円のパーツですが重要です。

あとは、ヘッドライトのクリーニングをお願いしました。樹脂製のカバーが、紫外線を受けることで劣化して曇ってくるんですね。昔のクルマのヘッドライトカバーはガラスだったのでこういう心配はなかったのですが…代わりに軽さや割れない安全性、自由度の高いデザインなどを手に入れたわけで、仕方ない部分もあります。

どちらも、やろうと思えばDIYでもできる仕事ですが、クルマについては基本的にこうしたメンテナンスの作業はプロにお願いすることにしています。家族の命を預けるモノですからね。

リアゲートの方は、「コントロールユニット」と呼ばれるパーツを交換して、とりあえず今のところスムーズに動いています。もともと、不定期に発生する現象だったので、しばらく様子を見てみましょう。


点検時点での総走行距離は51,083km。年々、走行距離の増え方が加速していて、この半年だけで10,000km近く走っています。本来それ自体が悪いことではないのですが、ちょっと厄介なのは、このクルマが残価設定クレジットで購入したものであること。5年乗ったら…つまりあと1年半乗ったらお返しするか、残価分で買い取るかを決めることになりますが、このときの査定に走行距離が大きく影響するのです。

ブラックパール号の契約は「月あたり1,000km」が基準になっているので、5年間、60ヶ月で60,000kmを超えると、1km走行距離が増えるごとに7円分残存価額が目減りしていきます。差額はそのまま、期間満了時にワタシが追加で支払わなくてはならない額ということになります。

ここまでの走行距離の増え方を考えると、あと1年半で9,000km以内しか走らない…というのは、どう考えてもあり得ません。もしかすると10万円以上になるかも知れない差額分をどんな形で支払うのかを考えておくのはもちろん、期間満了前にウマく乗り換えることも視野に入れておくべきでしょう。

とはいえ、ちょっと悩ましいのは、ステップワゴンについては次期モデルに関する情報が現時点で全くないということ。ライバル車といえるセレナやノア3兄弟あたりは、どうやら来年辺りにモデルチェンジを迎えそうだということで、情報も漏れ聞こえているのですが…。それどころか、販売不振のステップワゴンは現行世代で生産終了になるのでは?なんて噂もあるくらいです。

今回は、ディーラーの皆さんからはこのあたりに関する情報を得ることはできませんでした。次期モデルが登場するのなら、そろそろ開発が進行しているはずですが、現時点では開発を秘密にしているのか、本当に生産終了にするつもりなのか、はたまた生産終了にするかどうか未だ決めかねているのか…。引き続き、情報収集のアンテナは高くしておきましょう。


新型FIT e:HEV HOME

ディーラーの店頭には、先日デビューしたばかりの新型フィットが展示されていました。大量に荷物を積まなくてはならない我が家のクルマの利用モデルからすると、買い換え対象としてはとても考えられないのですが、ホンダの今後の車作りの指針が垣間見えてくるという意味では、いろいろと期待できる点が多い車です。

広い前方視界

フロントピラーをひと工夫した広い前方視界はイイですね。ステップワゴンにも、是非取り入れて欲しいポイントです。

e:HEV仕様車のシフトレバー、ガソリン車と同じ形状、セレクター配列

いちばん印象に残ったのは、ステップワゴンスパーダのハイブリッドと同様の2モーターハイブリッドシステムであるe:HEV(いーえいちいーぶい)を搭載したモデルでも、ガソリン車と全く同じ形状のシフトレバーが装備されていたこと。ハイブリッド車には専用の全然違う形状、全然違う操作体系のレバーを取り付けている車種を多く見かけますが、形状や操作のルールが全く同じなら、操作を間違えようがありません。事故も減りそうです。これも是非次期ステップワゴンで…って、開発されるかどうかがいちばん心配なのですが。



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