薪小屋新1号館の上に、人が乗って歩けるような床を作っています。なぜこんなモノを作っているのか?なんですが、改めて振り返ってみると、実は自分でも答えがよくわからなくなってきました。
以前から、妻が「2階にはバルコニー作ればよかったかな」と言うことが結構あったので、バルコニーの代わりに作ろうと思った…という動機がありました。この上から川を見下ろしたり、夏には花火大会を見たりできるようになりますが、それはこれから作る予定の倉庫上のデッキでも、2階の窓からでもできることです。
2階の板張りの外壁を塗装できるように足場になるモノを作りたいとも思っていたのですが、2階の外壁までたどり着くにはまだ60cmくらい高く、3mくらい先まで行かなくてはなりません。しかも、その先何メートルも進み、さらに数メートル上がれないことには塗装はできません。相当大規模なものがDIYで作れるようにはなってきましたが、さすがにあまりにも無謀です。
…というのはともかく、柵の筋交いがしっかりハマることが確認できたので、柵全体に取り付ける分の筋交いを切り出します。基本的に切り込みの入れ方は手順としては同じなのですが、取り付ける箇所に応じて、サイズや傾きが微妙に異なるものも何本かあります。
切り出せた筋交いを取り付ける前に、支柱を塗装しました。無塗装の筋交いを取り付けた後の状態を想像してみましょう…どう考えても、塗るのは不可能です。
この状態でも、支柱や筋交いの外側に身を乗り出して塗装しなくてはなりません。なかなか心臓に悪い作業です。床板を1枚渡しておいて作業したので、ここまで屋根に乗りながらやっていたのと比べると、安定感はずいぶん増しました。
もちろん、筋交いの方もすべて塗装しておきます。塗装した部材を乾かしておくときには、薪小屋1号館の中に立てかけておきました。風がよく通る場所ですし、乾燥させるためにはちょうど良い場所です。ただ、コイツらが場所を取っているせいで、本来置くべき薪がなかなか積めませんでした。
まる一日待って、塗装が十分に乾いた筋交いを取り付けました。支柱が垂直に立っているのを確かめつつ、順番に取り付けていきます。
筋交いの上には中段の手摺りを。そして最上段にも手摺りを取り付け、床も固定します。あとは、踊り場のところまで柵を延長することにして、こちらも塗装してから取り付けました。
最後に、突き当たりの部分に2×4材を2本渡して塞いでおきました。ここはあくまでも仮に止めてあるだけで、その先の空中回廊への野望は捨てていないぞ…という、ささやかな意思表示だったりして(笑)。床も塗装して、これで完成です。
これで、階段を上って薪小屋新1号館の上まで、手摺りを伝って歩いて行けるようになります。柵は手で外側に強引に押せば少々たわみますが、もたれかかっても壊れることはない程度の強度は出ていると思います。金具を追加しておけば、さらに安心かも知れません。母屋の屋根とも、金具でつなげそうですね。
これでとりあえずひと段落。薪小屋本体の方にも薪を詰め込みはじめました。まだ割らなくてはならないタンコロも結構ありますが、最近腰の調子もちょっと芳しくないので、少しずつ片付けていきましょう。
これで、あとは倉庫の上にデッキを載せれば、一連の野望は完成ということになります。いつ始められるかは懐具合次第ではありますが、8月の花火大会には使えるようにしたいですね。
既に設計の方は始めていますが、ここにもちょっとした仕掛けができないか思案中です。またご紹介したいと思います。ゆっくり、お待ちください。
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