このところ、SSK Worldではログハウスや庭いじり、薪ストーブあたりの話を全然していませんでしたが、もちろん何もしていないわけではなく、相変わらず日々の暮らしの中には諸々の雑事がどっぷりと染みこんでいます。あまりにも当たり前になってしまい、ブログの話題に採り上げることが減ったのかも知れません。
この時期は薪ストーブのトップシーズンです。かなり大量に溜め込んであった薪も、目に見えて量が減ってきました。まだ残っているタンコロ(短い丸太)を割ったり、割っておいた薪から焚き付けを作ったり…といった作業も、暇を見つけて少しずつではありますが進めています。
我が家には3つの薪小屋と玄関脇の薪棚があり、さらには母屋の軒下に積んだままになっている木もまだ少し残っています。もらってきた時期が少しずつ異なり、木の太さや薪割りの状況も違いますから、すべての薪が同じ状況にあるわけではありません。
薪にとって、最も重要なのは乾燥させること。本来なら、何年間も乾かしてから使いたいところなのですが、置き場も潤沢には用意できないのが実態で、最低限のところで回していくしかありません。
そうなると、最終的には含水率計で測って乾燥度合いを確認するわけですが、基本的には先に入手した薪、先に割った薪から順番に使っていくのが次善の策ということになります。物流の在庫管理でも、古い在庫を持たないように「先入れ先出し」と呼ばれる管理が行われますし、コンピュータープログラミングの世界でも、FIFO (First in First Out) という同様の処理の流し方があります。
これを実行するためには、いつ入手した薪がどこに置いてあるのかを管理しておかなくてはなりません。一応ワタシの頭の中には順番が整理されているのですが、細かいところまでは家族に伝えきれません。ときどき薪を積み替えて大移動することもありますから、状況を共有しておくのは至難の業でした。
このままでは、万が一自分がダウンしたときなどに家族が困るのではないか?ということで、薪小屋に薪を使う順番を番号札で掲示することにしました。とりあえず「次はココ」という札ひとつさえあれば用は足りるのですが、自分のアタマの整理のためにも、「1」~「3」の数字と「たきつけ(焚き付け)」の札を作ってみました。
ヒノキの野地板からジグソーで四角く切り出して、トリマーで文字を掘り込んで、屋外使用のために塗装する…という流れは、基本的にこれまでいろいろやってきたDIYの応用で、そう難しくない話です。半日ほどで、4枚の木製の札が出来上がりました。
出来上がった札には穴が空けてあります。薪小屋の見やすい位置に釘を打ち付けて、札の穴に通して引っ掛けられるようにしました。あとは、薪の大移動に合わせて随時札を掛け替えておけばOK。誰が薪小屋を見ても、使う順番は間違えずに済みそうです。
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