ここ数年、年に2~3回くらいのペースで、庭のシマトネリコを剪定しています。小さな苗を植えたときから、大きくなる木であることは覚悟の上だったはずなのですが、それにしても成長があまりにも早く、手入れはタイヘンです。もちろん、植えた責任がありますから、根元から切り倒さない限りは面倒を見続けるつもりです。
去年もこの時期に剪定していますが、樹高が5~6 mに達したところから2mほどアタマを落とし、離れの屋根に乗っている太陽光発電のパネルが陰にならないように…というのが作業の基本です。以前に剪定した位置が枝の出方でわかるようになってきたので、最近はあまり考えずに木の格好がつくようになってきました。こうなってくるとずいぶん楽ですね。大胆に切り落としても、元どおり以上に復活する成長力は何度も実証済ですから、ためらいなく切れます。
…というのはともかく、庭木を剪定すると問題になるのが、大量に発生する枝葉の処理。「燃えるゴミ」として収集していただくことはできるのですが、この際には所定のゴミ袋に入れるか、60 cm以内に刻んで束ねるかする必要があり、これがなかなかタイヘンな作業になります。
どちらにしても、こんなに大量にあるのでは、まとめて収集日に出すわけにも行きません。1回につき「3袋または3束まで」ということになっていますし。
浜松市では、こうしたゴミについては「みどりのリサイクル」ということで、市内6箇所の拠点に持ち込めば回収していただけます。平日の昼間にしか受け付けてもらえないので、週休2日のサラリーマンの自分にはあまり優しくないのですが、ちょうど別件でお休みをいただいたついでに、持っていくことにしました。
みどりのリサイクルのルールでは、「太さ15 cmまで、長さ1 mまで」ということで、通常の収集ゴミよりもやや緩めの条件になっています。そんなに太い木はさすがにないので、ともかく長さ1 m程度に刻んで紙紐で束ねます。紙紐や麻紐、縄などの生分解性の素材で束ねることも要件で、ビニール紐やゴミ袋だと外して持ち帰ることになっています。
分量としても、軽トラ1台分くらいは受け入れてもらえます。なお、家庭から出たゴミが対象で、事業ゴミは対象外となります。後述する申込書にも、ゴミの発生場所として「居住地以外」を申告すると、発生理由の記載を求められます。
紐で縛るだけでも、ずいぶんコンパクトになりました。これなら、我が家のクルマのラゲッジルームに余裕で収まります。
事前の予約などは不要で、最寄りの拠点に決められた時間に持ち込めば、簡単な申込書をその場で記入するだけで、受け入れていただけます。廃棄物コンテナに放り込む作業は原則セルフサービスですが、現地にいる作業員さんのサポートは受けられたので、ずいぶん楽に済みました。ほぼドライブスルーの感覚です。
枝の解体の手間もずいぶん楽でした。今後は、一気に片付けてしまった後で、みどりのリサイクルとして持ち込むことにしたいと思います。
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