新型コロナウイルスの脅威は、依然として終息する気配すら見せないところですが、そんな中で3回目のワクチン接種が進められています。私は昨年8月に1回目、9月に2回目の接種を受けていますが、特に2回目の時には頭痛や関節痛、全身の倦怠感といった副反応には結構苦しめられました。アレをもう一回経験するのはイヤだなぁ…と思いつつ、それでも順番が回ってきたら接種しておくつもりでいました。
3月に、浜松市から3回目接種の案内の手紙が届きました。2回目接種から6ヶ月経過したのを目安に、順次手紙が発送されているようです。10月に2回目を接種した妻のところには、今月になって手紙が届いたようです。
1回目・2回目は大規模会場で接種を受けたのですが、このときはスマートフォンから予約するのに結構苦労しました。今回はどうしようかな?と思っていたところ、ちょうど定期検診でかかりつけのクリニックに出掛けたら「接種を受け付けています」という張り紙があるのを発見。今回はこちらでお願いすることにしました。この方がいろいろと楽です。
できれば、仕事を休まずに接種できる土曜日にしたかったのですが、それではクリニック側の空き枠と私の予定がかみ合わず、大型連休明け以降になる…とのこと。平日も含めて最速で接種できそうな日程を探していただき、4月12日(火)の夕方ということにしました。
クリニックからは、予約の際に「ウチはファイザーですがイイですか?」という確認がありました。1回目・2回目はモデルナ社製ワクチンだった私にとっては、いわゆる「交互接種」ということになります。それ自体は効果に問題があるわけでは無く、むしろ抗体価は交互接種の方が上昇するらしい…という話も聞いていたので、迷わずお願いしました。もっとも、副反応がどう出るかが全く読めないのは不安でしたが。
接種日当日は、おカネをもらっている仕事は数時間お休みをいただいて、予約時間にクリニックまで歩いて出掛けました。手順自体は大規模会場と同じで、簡単な問診を受けて、注射されて、15分ほど待機して終わり。ただし、普段の体調は把握していただいていますから、問診はずっと簡単で、当日の体調の確認くらいのものです。あっという間に完了し、アナフィラキシーなどの直後の副反応もありませんでした。
2回目のときは、接種当日の夜からかなりタイヘンな事態になっていたのですが、今回は接種した左腕はかなり痛かったものの、それ以外にはちょっとアタマが重い気がしたくらいで、それほど異常は感じられませんでした。寝返りを打った拍子に痛みで目が覚めることが数度あったものの、それで寝られない…というほどではありませんでした。
翌日・13日(水)の朝になっても、36度台後半程度の「微熱」はあったものの、特に問題はなさそうだったので、在宅勤務を始めました。途中で体調が悪くなったときに、出勤していると帰宅困難になるのでは?という不安があり、あらかじめこの日は在宅勤務にすると決めてありました。
2件ほどのWebでの打合せをこなしました。職場のモバイルPCはなかなか優秀なもののはずなのですが、残念ながらZoomでは使い物にならないので、隣にレッツノート・CF-SV8を広げて使いました。職場機は、周辺機器の接続もかなり制限されていますが、せめてBluetoothマウスくらいは接続させてほしいなぁ…と思います。
…というのはともかく、午後の打合せの途中あたりから、何となくアタマが重くなってきて、明らかな体調の悪化が実感できていました。打合せが終わって体温を測ってみると38.5度C。これは、誰がどう見ても、間違いなく発熱しています。まだ勤務時間はかなり残っていたので、職場にメッセージを送って、早めに切り上げさせていただきました。しかし、こんな予感は的中してほしくないものです。
このタイミングで解熱鎮痛剤を飲んでベッドに横になりました。しかし、一度は37.5度ほどに体温が下がったものの、数時間でもとどおりに。結局、就寝前にもう一度飲むことになりました。頭痛や関節痛もかなり強かったのですが、それでも2回目ほどではありませんでした。今回は、発熱の方に大きなエネルギーが割かれた…ということなのでしょうか。まあ、どちらにしろ辛くてタイヘンです。
翌々日・14日(木)の朝になっても体温は下がらず、この日も仕事は休む羽目になりました。結局、熱が下がってきたのはこの日の午後になってから。実感としては、接種から副反応が収まるまでに時間がかかった分、今回がいちばん辛かったですね。できることなら、もうやりたくないところですが、いずれ4回目、5回目…と続くんだろうなぁ。
ワクチン接種といえば、昨年末に登場した接種証明書アプリのことも気になるところです。接種した晩に立ち上げてみたら、「新たにワクチンを接種した場合」というお知らせが表示されていました。最新の接種記録を含む証明書を表示するためには再発行が必要…とのこと。私が接種してきたから表示されるようになったのか?まではわかりませんが、ともかく再発行しておくことにしました。
マイナンバーカードの所持が必須とされてしまう強引な仕様には、相変わらず疑問も残りますが、再発行の手続きも最初の発行手続き同様に操作自体は実にシンプル。浜松市の接種記録には、早くもきちんと3回目接種の履歴が反映されていて、新しい接種証明書が出来上がりました。アプリ内には、2回目接種時の証明書も合わせて残される仕様のようです。
接種証明書アプリはインストールしてみたものの、コレが必要になる場面にはまだ出くわしたことがありません。いずれ、ワクチン接種の有無が行動やサービスへの制約に影響するような世界が来るかも?と考えて、ワクチンを接種したり、アプリを使ったりしているわけですが、今のところはそこまでは来ていないようです。やや拍子抜けの感はありますが、そもそもそんな世界は来ない方がよいわけで…。
それとも、単に私が田舎で暮らしているせいで、そんな出番がないだけなのかも知れません。それこそ、海外渡航の際などは求められそうですよね。実際に接種証明書アプリを活用している方、どのくらいいらっしゃるのでしょうか?
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