今年の大型連休は、4月29日の金曜日からスタートして、今日まででひと区切り。間にある平日2日を埋めれば、最大10連休という人もいらっしゃったのではないでしょうか。
ワタシの場合は、間は埋めずに3連休・1勤・3連休・1勤と過ごし、明日はお休みをいただいて3度目の3連休…というシフトになっています。あまり長期の休暇を取ってしまうと社会復帰が大変だから…ということで、あえてこんな風にしたわけですが、結果的には諸事情があって、狙いどおりのリフレッシュとは似ても似つかない日々になってしまいました。
そんな連休中でもそれなりに楽しめたのは、Nintendo Switchがあったおかげかも知れません。もちろん、「あつ森」でもメーデーツアーなど楽しんだのですが、今年はココにもうひとつ新しいソフトが加わりました。
Nintendo Switch Sportsは、4月29日に発売されたばかりの新作。様々なスポーツを、Joy-Conを振り回す直感的な操作で楽しめるゲームになっています。
コントローラーを振り回して遊ぶスポーツ・ゲーム…といえば、もちろん思い出すのはあの名作・Wii Sportsですね。任天堂としても、このソフトは対応プラットフォームこそ大幅に変わっているものの、「Wii Sports シリーズの最新作」という位置づけにしているようです。
任天堂謹製ソフトということで、パッケージ版とダウンロード版が選べます。どちらを買うかちょっと迷ったのですが、結局パッケージ版を選択。「リングフィット アドベンチャー」と同じように、テレビにつないだ状態でしか遊ばないでしょうから(携帯モードで遊べないのもアレと同じ)、2台のSwitchの間で差し替えながら使った方が安上がりに済むだろう…という判断です。
パッケージ版を購入すると、足にJoy-Conを取り付けてプレイする(サッカーで使います)ためのレッグバンドが1本添付されています。ダウンロード版との価格差を見ると、レッグバンドはお得に手に入るわけでもなく、モノとしてはリングフィット アドベンチャーのパッケージ付属品と同じなので、既に持っているワタシには何だかちょっともったいない感もあります。…まあ、いずれサッカーの対戦プレイに使えるはずだから、2本あっても無駄にはならないさ、きっと。
Nintendo Switch Sportsでは、バレーボール、バドミントン、ボウリング、サッカー、チャンバラ、テニスの6種目が楽しめるようになっています。最大4人でテレビの前に集まって一緒に遊べる(Joy-Conは人数分必要になりますが)ほかに、Nintendo Switch Onlineの有料会員なら、インターネットに接続できる環境で遠隔地のフレンドと対戦するほか、世界中のプレーヤーと自動的にマッチングされる形でのオンライン対戦が可能になっています。
Nintendo Switch Onlineというのは、ダウンロード版ソフトを買うときに必要になる「ニンテンドーアカウント」の登録とは別のもので、ネットワーク接続機能を使ったソフトを遊ぶときに必要になるサブスクリプションサービスです。1ヶ月・3ヶ月・12ヶ月の個人プランのほか、4アカウントまで使えるファミリープランがあり、2アカウント使うのなら個人プラン×2よりお得になります。
この「世界の人と遊ぶ」がメインメニューの一番上に、ひと回り大きなサイズで配置されています。また、様々なアイテム(後述)を獲得するためには、このモードでの対戦でポイントを貯めていくことが必要です。オンラインで遊べるかどうかで、全く別物のゲーム体験になるはずです。
ここまで大きく差別化したのは、当然有料会員を増やして収益を安定させたい…ということもあると思うのですが、そうすることで将来的にゲームをストリーミング配信したり、月額で遊び放題にしたり…という展開に進みやすくなります。既に、Nintendo Switch Onlineの会員向けにはファミコンやスーパーファミコンのエミュレーションでゲームが楽しめたり、体験版ゲームが無償でプレイできたりするサービスが提供されています。
Nintendo Switch Sportsについては、発売前にオンライン対戦のテストが会員向けに告知され、私も実際に参加しました。そんなソフトが開発されていたことをそれまで知らなかったのですが、このテストへの参加が購入の決め手になりました。
まずは、ゲームに参加する自分のアバターを作成することになります。Wii Sportsの頃は、Wiiの機能として似顔絵を作れる「Mii」で作ったキャラクターが参加するようになっていました。
Nintendo Switch SportsでもMiiは引き続き参加できるのですが、より高解像度でかわいらしい「スポーツメイツ」が新しく用意されています。あつ森でお馴染みのぴーす君のスポーツメイツを作って、参戦です。
このときに選べる髪型や衣装、ラケットなどの道具、さらにオンライン対戦時に送れるスタンプや称号(上の画像の「いつも ルーキー」の部分)などが、先に紹介した「世界の人と遊ぶ」モードのポイント蓄積で増やせるようになっています。選べるアイテムを増やしたくて、ついつい世界の人と遊びに行ってしまいます(苦笑)。真夜中に行くと、なかなかグローバルな顔ぶれになって面白いですよ。称号のところにアルファベットのほかに繁体字やハングルも出てきます。
実際に遊んでみると、もともとリアルなプレイ経験がある種目の方がとっつきやすい…というのは、Wii Sportsの頃と変わりません。私の場合、今回の種目の中では、バレーボールやボウリングあたりがそれに当たります。
バレーボールはNintendo Switch Sportsで初めてプレイします。利き手1本のJoy-Conを上げたり下げたりして、サーブ・レシーブ・トス・スパイク・ブロックをコントロールします。基本的に腕だけ動かせばプレイできるはずなのですが、タイミングを計るためには、きちんと全身でポーズを取った方がウマく行きます。連休中にコレとは別件でちょっと腰を痛めてしまったので、これがまた難しかったのですが(汗)。
ボウリングは初代Wii Sportsからの伝統の種目。手首のひねりでカーブを掛けられます。きちんと胸の前でボール…ではなくJoy-Conを止め、テイクバックからフォロースルーまでフォームが安定して決められれば、妙なランダム要素などは無く、どんどんストライクが決まります。もちろん、「安定したフォーム」が難しいのはリアルでもゲームでも同じなのですが、難易度としては歴代Wii Sportsよりやや下がったかも知れません。
あとは、テニスとバドミントンを積極的にプレイしに行っていますが、こちらはまだ感覚が十分掴めていない感じです。高速サーブやスマッシュがなかなか打てません。まあ、数をこなせばだんだん慣れてくるはずなので、ヘタでもどんどん世界に胸を借りに行きましょう。
サッカーとチャンバラについては、まだほとんど手つかずです。いっぺんに全部こなすだけのキャパがないワタシ(涙)。まあ、ボチボチ行きましょう。夏にはサッカーの試合をレッグバンドでプレイできるアップデート、秋には種目としてゴルフが追加…と、ゲームの方も次々に進化していく予告が出ている中で、追いついていけるか不安たっぷりですが。
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