今年の大型連休のワタシにとっての最終日となった5月9日は、薪ストーブのメンテナンスをお願いしてありました。ランドマークストーブのスタッフさんが、今年もはるばる富士市から来てくれました。1シーズン働いたストーブをキレイにしていただくことはもちろんですが、使い方を採点していただくのも大きな目的です。ハッキリ言って、全くデキの良くない生徒なので…。
この日は雨が降りそうだったので、真っ先に屋根に登って上から煙突のチェック。もちろん、今回も倉庫の階段から上がっていただきました。その後リビングに上がっていただき、煙突とストーブ内部の清掃。いつもは分解した部品を外で清掃しているのですが、雨も降り出したので、今回はほとんどの作業を屋内でしていただくことになりました。
最初にストーブ直上のスライド煙突を外して、そこから煙突内部にアクセスすることになるのですが、ココで早速ダメ出しが。スライドするはずの煙突がほとんど動きません。仕方なく、200 kgほどはある薪ストーブ本体を少しずらして、煙突を取り外しました。そもそも、煙突のスライド部分がスムーズに動かないのは、内壁にタールなどがこびり付いている証拠。乾いたすすだけなら、スッと動くはずです。
ストーブの天板を外した内部にも、部分的に黒光りするタール状のモノが張り付いていました。明らかに、温度が十分上がっていない…少なくとも高温状態が維持できていないことを示しています。
教わったことを生かそうと毎年頑張っているのですが、どうも結果が伴ってきません。毎回ワタシがストーブのお守りをしているわけはないので、常にちゃんとできているとは限らない…なんて言い訳は通りません。ダメなモノはダメ、です。それでも「あともう少し」と励ましていただけるのが、何だか申し訳なくなってきました。煙突から出てくるタールは去年より少なかったのですが、それでもまだまだ修行が足りません。
タールは丁寧に除去していただき、組み立て直して外装もキレイに磨いていただきました。これで来シーズンの火入れまでひと休みです。
来シーズンこそはしっかり薪を燃やして、温度を上げて、次のメンテナンスの時には「良くなりました」と言っていただけるようにガンバリマショウ。とはいえ、いよいよ次の冬で我が家も10周年。いつまでも素人でいるわけにはいかないのですが…。
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