Facebookの機能のひとつに、過去の同日にどんなことをタイムラインに書き込んだかを自動的に振り返ってくれる「思い出」があります。基本的には「懐かしいなぁ」と読むことが多いのですが、身につまされるような思いをすることも結構あります。特にツラいのは庭いじり関連の記事。昔は本当に丁寧に面倒を見ていたんだなぁ…とわかります。
ここひと月くらいの間「思い出」に何度か顔を出していたのが、庭先のシマトネリコの剪定。10 cmほどの小さな苗を植えてからもう7年が経ちますが、今では離れの屋根の高さを優に超え、我が家では最大の木になりました。我が家の庭木たちには結構紆余曲折を経ているものも多いのですが、コイツは挫折知らずでここまですくすくと伸びてきました。
今年も2階の窓に迫る高さまで伸びています。4月の段階で既に、これ以上伸びたらもう手が付けられなくなる…という危機感は持っていたのですが、そこからなかなか時間が作れず、さらにひと回り大きくなってしまいました。もう待ったなしです。
倉庫から脚立を担ぎ出し、ヘルメットを被り、剪定鋏で伸びた枝をバッサリ切っていきます。前回剪定した跡を目安にして、それと同じくらいの高さになるように切っていけば、ほぼ思っていた樹形が整います。作業は以前と比べると、ずいぶん早くなりました。
順調に切り進んでいたのですが、3分の1ほど済んだところで、急に空が暗くなってきて、強い雨が降り出しました。とりあえず作業は中断です。
ただ、シマトネリコの枝の中に潜り込んで作業していたので、しばらく雨には気付きませんでした。脚立から降りてきた後は、シマトネリコの下で雨宿り。そんなことができるくらい、大きく育ったんですね。なんか、ちょっと嬉しい。
今回、木の上にこんなモノがあるのを初めて見つけました。木の枝が寄せ集めてあり、その上には鳥の羽が何枚か落ちています。どうみても、鳥の巣です。
ここから上の枝はすべて切らなくてはならず、中に卵などは見当たらなかったので、取り除かせてもらいました。せっかく一生懸命に作って、これから使うつもりのものだったのかも知れないのに、申し訳なかったですね。もっとも、ここに住まわれてはクルマの上をトイレ代わりにしてくれる可能性大で、それは非常に困ります。鳥が住める環境になっていること自体はむしろ喜ばしいはずなのですが、悩ましいところです。
雨が上がってから作業を再開し、午前中には何とか片付きました。今回もずいぶん大胆に切った…つもりだったのですが、過去の写真と見比べると、ちょっと控えめだったかな?という気もします。まあ、気になったらまた切れば済む話です。そこがDIYの良いところ。
今回も、切り落とした枝が庭で大きな山になりました。これは束ねて「みどりのリサイクル」に持っていきましょう。お義父さんが暇を見て少しずつやってくれることになりましたが、どちらにしても平日の昼に持っていかなくてはならないので、どこかで私も汗をかくつもりです。
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