10月13日に、Nintendo Switch SportsのVer. 1.2.1へのアップデートが配信されました。今回の更新内容は、「世界の人と遊ぶ」モードでもらえるアイテムの追加ということですが、これと合わせて「今回の更新以降、迷惑行為対策を強化します。」という記述がありました。むしろこちらの方がアップデートの主眼かも知れません。セーブデータの改ざんなどはもってのほかとして、オンライン対戦で負けそうになると強制的にネットワークを切断するようなマナーの悪い方も散見されますが、そんな方も少しでも減ってほしいものです。
ところが、このVer. 1.2.1の配信が始まってから、試合開始前のロード中にエラーが発生し、ソフトが終了してしまう…という不具合が発生するようになったのだそうで、配信は一時停止されました。深刻な不具合なので、修正も大急ぎで取り組まれたようです。
それはともかく、この不具合発生に伴い、「世界の人と遊ぶ」モードのサーバーも停止してしまい、このモードでは遊べなくなってしまいました。ワタシは基本的にNintendo Switch Sportsはこのモードでしか遊ばない…というくらいハマっていましたから、これは相当なストレスです。
「世界の人と遊ぶ」ができなくなるといちばんタイヘンなのは、プレイヤーキャラクターの着せ替え用アイテムを手に入れるためのポイントが貯められなくなること。アイテムは週に1度新しいモノが登場し、3週間経つと消えてしまうので、サーバー停止期間が延びるほどキツくなります。
結局、不具合に対応した新バージョンの配信は18日から始まることになり、これに合わせてサーバーメンテナンスは18日まで続くことになりました。中途半端に再開してトラブルが広がるくらいなら、慌てずに停止させて、じっくり対応…ということにしたのでしょう。業務用のサーバーシステムなら、5日間も停止すれば会社が傾きかねないくらいの大騒ぎですが、ゲームなのでまだ許されるのかも知れません。
サーバーが停止している間も、ネットワークを使わない「近くの人と遊ぶ」モードで遊ぶことはできました。休みの日が続くと、操作の勘も鈍ってしまうから…ということで、コンピューターを相手にひとりで少し遊んでいました。
対戦設定では、CPUのつよさを「ふつう」「つよい」「とてもつよい」の3段階で設定できます。もっと強いCPUプレーヤーを呼び出す隠しコマンドもあるらしいのですが、まともに対戦できる自信がありません。
とはいえ、「ふつう」レベルでは全然物足りません。今「世界の人と遊ぶ」でいちばんレベルが高い対戦ができているのはバレーボールとバドミントンですが、バレーボールでは「とてもつよい」CPUたちと互角に戦える程度。バドミントンは「つよい」相手ならほとんどポイントを与えずに勝てるものの、「とてもつよい」にはなかなか勝てない感じです。
CPUたちの動きはムダがなく、つまらないミスもまずありません。実にスムーズにラリーが続き、気が抜けませんが、ウマくコンビネーションが決まると、実に快感ではあります。しかし、CPUの動きはこちらの予想の範囲内に収まってしまい、勝てるときも、負けるときも、その展開が予想できてしまいます。
相手やパートナーが人間のプレーヤーの方が、何をしてくるかわからない…という別の緊張感があって、やっぱりオモシロいと感じますね。凡ミスも、意表を突いたような非合理的な動きも、負ける原因になるとは限らないのです。そこはやっぱり人間ならでは…ということなのでしょう。
一方、「近くの人と遊ぶ」モードでのCPUとの遊びは、例えばテニスのロケットサーブを練習するなどの、テーマを絞った特訓には向いていそうです。余裕があるときには、ちょっと合宿でもしてみようかしら。
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