レッツノート・CF-SV8の内蔵SSDを交換することを決めた私。どのSSDに交換するかも決まりましたが、交換作業のためには他にも必要になるモノがいくつかあります。今回はAmazon.co.jpの初売りセールですべて揃えたわけですが、買い物リストを整理しておきましょう。
まずはSSDそのものから。SK hynix GOLD P31の1 TB版を選んでいますが、2023年1月の時点ではこのSSDはAmazonでしか売られていないようです。どこで買うのが安いのか?アフターサービスが良さそうな店は?などと考える余地が全くないのは辛いところです。まあ、そこでしか手に入らないことだって、もちろんサービスのひとつなのですが。
万が一届いたモノが不良品だったり、仕様が異なっていたり、あるいはニセモノだったり、そもそも動かないハリボテだったりしたら、そのときはしっかり声を上げて交換してもらえば済む話です。「Amazonで買う」ということは、そこで汗をかくことを厭わない覚悟を持つ…ということのような気がしています。
クリーンインストールするのなら、SSDを付け替えて、Blu-rayのリカバリーディスクで復元してしまえば出来上がり!なのですが、そこから様々なアプリをセットアップし直すのは相当面倒な作業です。そもそも、SSDの容量が逼迫するくらいたくさんのアプリが入っているわけで、必要な作業量を考えると気が遠くなります。
現在装着されているSSDの内容をまるごと新しいSSDに移してしまう、「クローン作成」と呼ばれる作業が行えるアプリがあります。これを使って、まるごと引っ越してしまいましょう。しかし、そのためには新旧2つのSSDを同じシステムに接続しなくてはなりません。M.2 SSD用のスロットはひとつしか持っていないCF-SV8の場合、M.2 SSDを外付けで接続するためのケースが必要です。
購入する際には、自分が使いたい規格(今回の場合はNVMe対応)のM.2 SSDが使えるケースであることをしっかり確認しましょう。安価な製品だと、SATA仕様のM.2 SSDしか使えないモノが多いようです。どちらも使える仕様の製品なら、余計な気を遣わずに済みますが、NVMeのみ対応の製品よりもやや割高になるので、1度限りの引っ越し用と割り切るのなら、ここは数百円ではありますがコストダウンできるポイントです。私は両対応仕様の製品を選びましたが、それで約2,000 円というのはリーズナブルです。
クローン作成の作業を行うためには、専用のアプリも必要です。とはいえ、個人向けにSSDを販売しているメーカーは、自社製品での使用を条件に無償で利用できるクローン作成アプリを提供していることが多いので、それが普通に使えるのなら、どうしても有償で買わなくてはならない…というものでもありません。
SK hynixも、自社製品のクローン作業用に無償でアプリを提供してくれています。このアプリはマニュアルもあらかじめダウンロードできるので先に目を通しましたが、自動ですべて作業を行ってくれる手軽さはあるものの、逆に細かいところに手が届かない不安があります。
今回は、ソースネクスト版のAcronis True Image 2021 Advanced 1台・1年限定ライセンスを1,500円で購入しました。それこそ必要になるのは今回の作業1度きりだと思っていますから、1年限定とはいえフル機能が使えるこの製品はお得です。
初売りのときには、すべてタイムセールやクーポンで割引を受けられたので、3品の合計でも13,000 円ほどに収まってしまいました。今買うのなら、15,000 円くらいということになりそうです。
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