7月になりました。今週いちばん残念だった出来事は、やはりOCNモバイルONEの新規受付が終了してしまったこと。私にとっては、これ以上無いほどにピッタリとはまっていたサービスであっただけに、単に「残念」とか「寂しい」とか「ツラい」とかいうレベルでは語れません。
当面既存ユーザーへのサービスは継続されますが、経営上の効率を考えれば、NTTドコモとしては可及的速やかに自社サービスに巻き取りたいはずです。とはいえ、あそこは明らかにワタシのニーズとは合わない世界。MNPでどこに引っ越すか?という視点で検討は始めていますが、これ以上好条件のところもなかなか無く、候補は定まらない状況です。
そんな中でも、当面はOCNモバイルONEのお世話になるわけで、今月はちょっとした見直しを行いました。これまで、1ヶ月の高速通信が6 GBのコースで使ってきましたが、ここ数ヶ月の通信量は6 GBを少々上回るレベルで推移していて、12月末と1月アタマに6 GBずつもらっていた最初の貯金を、全て使い切りつつありました。
そこで、7月分は10 GBのコースに切り替えてみることにしました。切替の手続きは「OCNアプリ」の画面から簡単に行えます。OCNモバイルONEの料金コースは500 MBから10 GBまでの5段階が用意されていて、新規受付が終了した後の現在でも、月ごとにコースを切り替えて使うことは可能です。
8月以降にどのコースで行くかは、7月中に判断すればOK。ただし、コース変更の入力が可能なのは月に1回のみで、月末日にはできません。余った通信量は翌月には持ち越せますし、様子を見ながら、6 GBコースに戻すか10 GBのままで続けるか決めようと考えています。
ちなみに、6月26日に新規受付が終了する前のバージョンのアプリでは、SIMカードの追加もアプリから行えましたが、このボタンはアプリのバージョンアップにより消されました。もちろん、カードの追加そのものの受付が終了したための変更。使う頻度は低いボタンではありますが、それでも悲しい現実を思い出させます。
最近の週末は、家族も乗せてクルマで出かけることが多いのですが、今週末も例に漏れず、ドライブ中のBGMにはAmazon Music Unlimitedを使いました。カーナビのオーディオシステムとはAACで接続されているので、ハイレゾそのままには及ばないモノの、結構イイ音で聴けます。
帰宅してから、何気なくOCNアプリで通信状況を確認してみたところ、想定外の事態が発生していることに気付きました。この日の総通信量0.85 GBのうち、0.75 GBが課金対象にされています。1 GBほど残してあった繰越通信量の大部分を、1日で使い切ってしまいました。
実際の使い方からすれば、Amazon Music Unlimitedの音源データが通信量の大部分を占めているはずで、それはMUSICカウントフリーで課金対象外になるはずですから、この比率は明らかに変です。ちなみに、課金対象外になっている0.1 GBは、おそらくOCNアプリ自体が通信している分で、このアプリからニュースが閲覧できることを考えれば、特別多いわけではありません。
MUSICカウントフリーに何かトラブルが発生したのか?まさか、NTTドコモが密かに意地悪をしているのか?などと、妙な被害妄想が頭をもたげましたが、そういうことではありませんでした。ちゃんとOCNモバイルONEのサポートページには説明があるのですが、料金コースを切り替えた翌月の1日から2日の間は、MUSICカウントフリーは「ご利用いただけません」だそうです。使っている側としては不便ですが、その後はまたタダで通信させてもらえるのですから、このくらいは我慢しなくては。
ちなみに、高速通信量を消費しない「節約モード」に切り替えて使ってみましたが、ストリーミングはとても無理です。曲が変わるところで数分間待たされた上で、音質はSDレベルまで落ちてしまいます。節約モードは最大200 kbpsだそうですから、こうなるのはやむを得ないところ。聴きたい曲だけ先にダウンロードしておいて聴くか、2日間はおあずけで我慢するか…ですね。
それにしても、この「MUSICカウントフリー」は他社に代替できるようなサービスがなく、私にとってはOCNモバイルONEの最大の魅力でした。類似のサービスは、BIGLOBEモバイルの「エンタメフリー・オプション」くらいしかありませんが、今さら戻るのも面白くありません。あちらにはハイレゾで聴けない帯域制限が掛けられているようですし。
個人的には、povo2.0のトッピングで、有料でも良いのでこうした特典が載せられるようになるとイイなぁ…と思います。期間限定で「SNS使い放題」なんてトッピングも出していたことがありますし、期待はしていいと思っています。povo2.0ではシェアSIMは使えないものの、普段は維持費ゼロで、使いたいときだけ通信量がトッピングできるわけですから、パソコンの通信用などの用途もアリです。
そうなった暁には、スマホのデータ通信はpovo2.0にして、シェアSIM分も全てpovo2.0に入れ替えた上で、OCNモバイルONEの回線はNTTドコモのお望みどおりirumoの0.5GBプランにでも移し、基本的には音声通信用のサブにする手もあるのかもしれません。…でも、それならmineoのマイそくスーパーライトあたりの方が向いているかも?…まあ、いろいろ考えてみましょう。慌てて動く段階ではない気がします。
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