ひかり電話の解約に向けて、新しいルーターも調達し準備万端のワタシ。解約の電話をしたときに、電話を止める日は10月31日ということでお願いしてありました。翌11月1日の午前中には電話が使えなくなり、ホームゲートウェイのルーター機能も止まる…と聞いていました。
切替に際しては、ホームゲートウェイが設置してある納戸の中で、いくつかやらなくてはならない作業があります。電話が止まる前に、納戸の荷物を取り出して、ホームゲートウェイの周りをちょっと片付けることにしました。
これまで最下段の床に置いてあったホームゲートウェイですが、実は、床置き用スタンドを取り外して壁にネジ留めすると、壁掛け設置も可能な造りになっています。…何だかどこかでそっくりな話を聞いたような気がしますね?(笑)この際なので、壁掛け設置に変えてみることにしました。
新しいルーター・RT-AX59Uは、ホームゲートウェイから少し離して、高さ1mほどのところに取り付けました。この方が電波が飛びますからね。
床に置いてあるのはホームゲートウェイのACアダプターだけで、機器がほとんど床を埋めない形になりました。本来の納戸としてのスペース利用効率も上がってイイ感じです。ただ、この後どんなトラブルがあるかわからないので、納戸の中にあった荷物は今も一時避難中です。
平日の11月1日は、ワタシはもちろんおカネをいただく仕事がある日。このためだけに休みを取る余裕もなかったので、状態は帰宅してから確認しました。
2台の電話は、発信ボタンを押しても何の音もしなくなりました(「ツー」とすら言わない)。回線が機能していない状態ですね。しかし、インターネット接続の方は朝までと全く変わらず、有線・無線共に問題なく使える状態でした。当然ルーターがまだ動作していたからこうなっているわけですが、新しいルーターをセットアップするのが楽しみで帰宅したのに、見事な肩透かしです(苦笑)。ホームゲートウェイのルーター機能は手動では止められないので、新しいルーターをつないで設定するわけにもいきません。
この時点ではまだホームゲートウェイの管理ページへもアクセスすることが可能で、動作ログによると午前9時ちょうどに電話の動作が停止したようです。この日は午前0時頃まで待ちましたが、ルーターが止まる気配は無く、後ろ髪を引かれる思いで床につきました。
翌朝は、寝返りを打った拍子に五十肩の痛みで目が覚めました。時計を見ると午前5時半。スマホのステータスバーを見ると、Wi-Fiの接続が切れて「5G」表示になっています。もしや?と思って他の機器も確認すると、見事に全ての機器でインターネットが使えない状態に。「ようやく来たか」とほくそ笑みつつ、ひとり起き出して作業に入りました。
急いで新しいルーターの設定に入りました。といっても、やることはそれほど面倒ではありません。ホームゲートウェイから各部屋のLANコンセントにつないであるLANケーブルの配線をRT-AX59U経由の配線につなぎ替え(これはそこそこ面倒ですが)、RT-AX59Uの電源を入れ、スマホの「ASUSルーター」アプリを起動した後は、画面の指示に従っていくだけです。しかも、ほとんどのプロセスが自動。これは楽です。
唯一自分で設定らしい設定をしたのが、Wi-Fiのネットワーク名であるSSID。RT-AX59UはデフォルトのSSIDも持っているのですが、私はこれまで我が家で使っていたのと全く同じ名前に変更しておきました。20台近くのデバイス全てに設定し直すのは、さすがに面倒ですからね(汗)。
出勤までにまだ少し時間の余裕があったので、2台のZenWiFi AX miniをAiMeshノードとして登録する設定もしておきました。とはいえ、これもスマホアプリからほとんど全自動で簡単に行えます。基本的にはノードになる機器を認識させた後は放りっぱなしです。1台に付き5分ほどで設定は完了しました。
ただし、設定するときには追加登録する機器をルーターのすぐそばに持ってきておく必要があります。設定時には相当電波強度を弱めているようです。
設定したノードをそれぞれの想定した場所に移動させて接続し、あとは個々に必要に応じて設定の修正を行えば完了です。以前ZenWiFi AX miniを紹介したときにも触れていますが、メッシュWi-Fiネットワークの構築の仕方を、ある程度ユーザーがコントロールできるのがAiMeshの便利なところです。
ノート間の接続については、全て有線で行う「イーサネットバックホールモード」を設定することもできます。ただし、これはスマホアプリからは設定できず、Webインターフェースのモードから一括設定することになります。我が家の場合は、各部屋にLANコンセントがあり、ギガビットイーサネットでつなげられる環境が整っているので、このモードを活用しています。
とりあえず、インターネットはほぼ元通りに使えるようになりました。「ほぼ」というのが曲者で、実はちょっとウマく行ってない話が残っていたりもするのですが、そこは追々考えていく…ということで。全くトラブルがないのも、つまらないですからね(笑)。
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